僕はどうしようもないクズだから【推しの子】【騎士A】 (ページ12)

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＃11 ページ12

仕事が終わって、朝になった。

『疲れた』

あの人が亡くなって3年。
3年間私はNo.1を取り続けた。
火傷痕も無くなった。
もうはたらく意味はない。
この仕事を辞めてもいいんじゃないか、そう思い始めた。

もっと普通に生きてみたい。好きなことをしたい。

ゲーム実況者になりたい。歌い手になりたい。

出勤日を減らして、活動者になってもいいんじゃないか。

そう思って、次の月から出勤日を減らしてみた。

機材をひたすら買った。とにかくいいものを、って思ってしゆんに聞いたりもした。

ゲームを上達させたくてひたすらやった。その時に仲良くなったのがまひと。

歌が上手くなりたくてボイトレ通ってた時に出会ったのがばうそま。

そして、僕がゲーム実況を始めたいと思ったきっかけがてると。

Nさん、ほんこんさんにどうやったら伸びるかを聞いた。その通りにやった。
結果的にチャンネル登録数が50万人を超えた。

それと同時に僕はこの業界、そして歌舞伎町から離れた。

本気で他の活動者を潰してやる。クズである僕なりの殺り方で。

ここからが俺の人生。ここが俺の死に場所。

そうして俺の人生はXXに向かっていった。