君のことを知りたい。【短編集】 (ページ9)

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『ライブと普段って全然違うからな〜』ばぁうさん編ページ9

彼女ちゃん最前の花道の真横当てた設定。全部メンバー視点。

ば「さぁ始まりました騎士Aワンマンライブ…」

それはライブが始まって、すぐのことだった。

『かっ飛ばせー！そうま！』

え、なんであいついんの。俺呼んだっけ。いや呼んでたら関係者席のはず…

ってことは自分で応募した？まじ？

『ミトコンドリア！！！！！』

だとしたら席運良すぎだろあいつ。マジかよ。

あ、次俺か。

『かっ飛ばせー！ばぁう！！！！！』

ば「あぁ待たせたな安打製造マシーン」

完全にリスナーじゃねぇか。レスが完璧すぎる。

ば「今日もやかましいな外野席まで」

『F**k you！！』

あとで花道の時ファンサしにいくか。

そ「鏡よ鏡この世の中に最もかっこいいのは誰？」

全員「俺！！」

し「鏡よ鏡偽物ばかり本物のヒーローなのは誰？」

全員「俺！！！！！」

〜省略〜

そろそろラスサビか。本ステ戻るついでに、な。

あ、いた。ご丁寧にファンサうちわももってやがる。

なになに…投げキス…

はっwうちわ見ただけなのに喜んでんじゃん。そういやさっきリスナーにファンサした時しょぼんってしてたな。

全員「俺だけのQueenその白い肌刻み込むA」

Aのタイミングで投げキスをした。

『…！？』

真っ赤になって、しゃがみ込んだあいつを見て、可愛いと思った。

普段はDキス、してるのにね。

〜公演終了後〜

『ば、ばぁうくん！』

ば「お前どうやって楽屋来たの？」

『スタッフさんにばぁうくんにもらった関係者のやつ見せたら入れたよ？』

ば「ん、ライブのチケットはどうしたのあれ」

『ネ友と連番した〜』

ば「なるほどね。可愛かったよ、お前。」

『どのくらい…？』

ば「会場内にいた奴らん中で1番」

『えへへ、嬉しいなぁ…ヘアメも自分で頑張ったからさ〜』

ば「お店行かなかったんだ？」

『だって店員さん男の人なんだもん』

ば「あぁ、お前俺とメンバー以外の男苦手だもんな〜」

『うん。だから自分でやるしかなかったの！』

ば「今度しゆんにやってもらえよ。」

『ばぁうくんはいいの？』

ば「ん？」

『だって、他の男の人に髪、触られるんだよ？』

ば「そういうこと？しゆんならまだ許せる。」

『てるとくんとかは？』

ば「許す。メンバーなら全然許せる。ちょっと嫉妬するけどね。」

『ばぁうくんが嫉妬してくれるの嬉しい。』

ば「俺だって嫉妬するよ。お前可愛すぎるんだもん。」