君のことを知りたい。【短編集】 (ページ2)

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『嫌いだから別れてほしいの』ページ2

ばぁうくん

「は？」

『だから、別れて。』

「むり。俺に命令すんじゃねぇ。お前はずっと俺のなんだよ！」

『そういうところが無理なの。それじゃ、さよなら。』

「ふざけんな！！」

『なーんてね♪』

「あ？」

『ドッキリでした〜！』

「お前どうなるかわかってるよな？」

次の日腰が死にましたとさ⭐︎

そうまさん

「どこが嫌いになったのかだけ聞いていい…？」

『すぐ女の子口説きに行くところ』

「…それは本当にごめんなさい」

カフェの店員さんと楽しそうにおしゃべりしてたそうまさん。やっと反省し始めたらしい。

『とりあえず、もう連絡しないでね。』

「ほんとごめん。」

しゅん…という効果音が聞こえた気がして。流石に耐えれられなくなったのでネタバラシ。

『そうまさん？』

「何…？」

『ドッキリです。』

「どこからがドッキリ？？」

どこからとは。

まひとくん

『僕何かしちゃったかな…？』

「自分で考えてみたら？」

うるうると涙目で見つめられて、今すぐにでも謝りたいところをグッと抑えました。

「…何かしちゃったならごめんね？僕別れたくないよ…」

寂しがってる子犬のようで…我慢できず。

『ごめん！ドッキリ！！』

「ねぇ！！！！！！！！心臓止まる！！！！！」

ドッキリと伝えた瞬間パァァァって元気になったまひとくん。可愛いです。

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