シナリオ導入 貴方編 ページ10
締め切られた部屋の中は、冷房と窓の外の蝉の音で満たされている。
それに紛れてテレビからゲーム音とガチャガチャと音がし、妙な騒がしさを感じる。
Aはカーペットの上に座り、AIの言う通りに体を動かし、翔はその近くにある来客用のソファに腰をかけ、銃の手入れをしていた。
『あぁー...体固くなってる...！』
syp『また？』
『またってなんですか！っていうか銃片付けてくださいよ！依頼人が来たらまた焦って片付けなきゃいけなくなります！』
syp『そん時はモデルガンって言うから大丈夫や。それより体固いん？押したるから足開いてみ』
『はぁ...協力してくれるのは助かりますけどほんとにそれで誤魔化せるのかな』
(絶対ショッピ君なんか企んどるやろ)...。
翔の返しに不安を持ちながらも、Aは彼の言う通りに足を開き、上体を前に倒す。
syp『もっといけるやろ』
そしてAの上体を倒したことを目視した翔は、Aの背中はを自身の重体で押して行く。
『ぁ....い、痛いッ...うぅ...』
syp『ほんまに固くなっとんな。しばらくやってないからやろ。ほら、』
『ちょっ、ギブギブギブッ...！重いです先輩！』
syp『やってない罰や。受け取れ』
...痛がる後輩に何かスイッチが入ったのか余計に重さをかけようとすると、
utu『ちょっと待てショッピィ！俺も混ぜろ...は？』
大がバンっと乱暴に扉を開け、堂々と入ってきた。
『あっ！鬱島さんこんにちは！』
syp『何勝手に入ってきてるんすか不法侵入ですよ』
大が入ってきたことにAは驚きつつも挨拶をする。が、翔はまるでそこに居たことを知ってたのかと思う程驚きもせず、許可なく室内に入った大を睨み付ける。
utu『紛らわしいんじゃいこの確信犯！！』
syp『ちょっと何言ってるか分かりません』
utu『ええか！？俺はこう思って入ってきてん！』
鬱先生の勘違い
utu『俺はAちゃんに会うためにここに来た。そんでインターホンを押そうと手を伸ばした時』
syp『足開いてみ、もっといけるやろ』
『ぁ...い、痛いッ...うぅ...』
syp『固くなっとんな。しばらくやってないからやろ、ほら』
utu『(へっ...俺のAちゃん、ショッピと...まさか無理やり！？)』
お前のAちゃんじゃないで
utu『うるせぇトントン乱入じゃ！俺も混ぜ助けたるからな！』
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涼太(プロフ) - もう更新しないんですかね (2021年2月7日 18時) (
レス) id: bee7f3f171 (このIDを非表示/違反報告)
闇兎 - 急にすいません 隠すって隠秘ですよね？ 自分の解釈合ってるかの確認なんで (2020年5月9日 12時) (レス) id: 2a9e7292be (このIDを非表示/違反報告)
リンネくん - オリジナル初めて見ました！説明も分かりやすくって読みやすいです！更新頑張って下さい！ (2020年4月28日 9時) (レス) id: 733cf768f1 (このIDを非表示/違反報告)
みらい(プロフ) - 初コメ失礼します！この作品とても好きです！続きいつでも待っています！ほか作品の更新も待っています頑張ってください！ (2020年4月21日 5時) (レス) id: b2e8d669f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月7日 2時
