42.収束 ページ44
突然笑いだしたシャオロンさんに全員が動きを止めた。
sha「初めてや、人間で俺に攻撃当てた奴。なぁ俺お前気に入ったわ！付き纏っていい？返事ははいしか聞かんけど！」
「え...？は、はぁ！？」
なんて意味のわからない言葉を言い出したシャオロンさんが私に飛びかかってくる。
唖然とする皆より先にショッピくんが我に返り、シャオロンさんに蹴りを入れ、私から離した。
syp「散々人殺っといてなに言ってんすか。Aさんは俺の主人なので満席ですどっか行ってください」
sha「付き纏うくらいええやろ心狭いなお前。なぁA、あんな奴の主人やめて俺の下僕ならん？」
「なりませんよ！っていうか近付かないでください！」
ショッピくんに蹴られてもなお近付いてくるシャオロンさんをショッピくんが踏み付ける。
syp「シャオさんフラれたんやから負け犬は黙っといてくださいよ。ゾムさんなんか縛る物ありません？」
zm「残念やけど持ってへんわ。トントンなら持っとんちゃうか？」
sha「おい踏むなや！俺とAの間の邪魔すんな！」
rbr「邪魔するに決まってるやろ！んな野郎に渡さんからな！」
kn「さっきはよくも煽ってくれたなシャオロン！」
シャオロンさんの言葉に怒る兄ちゃん、煽られた仕返しといわんばかりにコネシマさん、ゾムさんは楽しそうに、ショッピくんは怖い顔をしながらシャオロンさんを踏み付けている。
そんな中、グルッペンさんたちもやってきた。
utu「えっ？なにこれ？どういう状況なん？」
「恨みをぶつけてるらしいです」
tn「お前ら無事＿＿そうやな。なんなら元気やな」
「トントンさん、大丈夫でしたか？」
tn「大丈夫やで。オスマンはご覧の通り閉じ込めてる」
「どこに...ってあれですか？」
十中八九、虫かごに入った思わず見入ってしまう程美しい模様を持つ蝶のことだろう。
「綺麗...」
tn「吸血鬼やけどな。しんぺいはあいつのサブクラスやったから気絶させたわ。ゾムが半殺しにしとったけどな」
「えっ、ゾムさん...」
瀕死って聞いていたけどここまでとは思わなかった。
gr「しかし今夜で問題の吸血鬼たちを収めれたのはデカい。お前たち、早く戻るぞ」
sha「やめろ！ペット用ケージ持ってこっち来んな！」
utu「お前もあの苦しみ味わえやゴラｱﾞ！」
tn「シャオロンしか入れへんからスカスカやで...」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 667人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
