38.煽り返し ページ40
「えっ？ねぇ、私わかんないよ。コネシマさんそこにいるんでしょ？」
sha「その声ショッピ君の主人やろ。お〜い、俺もおるでAちゃーん」
「シャ、シャオロンさんもいるの！？」
syp「ちょっ、バカ」
予想外の声に思わずショッピくんを押し退け中に入る。
入らない方が、良かったのかも、しれない。
「なに、これ、」
syp「だから入らないでってあれほど！」
人でいっぱいだったはずの観客席にはもう人であったものしかいない。
全員血を流して倒れている。
sha「これ全部吸血鬼のご馳走！コネシマもどうや？ショッピ君は...主人おるから無理か。残念やわ〜」
kn「お前ホンマにいい加減に...ッ！」
sha「そんなキャンキャン吠えやんといてや。怖いねんけど」
kn「誰のせいやねん！」
sha「俺のせいやろ？わかってるわかってる。安心してや。すぐ怒らんで済むようなるから」
誰もが負の感情を露にしているのに、たった1人、シャオロンという吸血鬼だけ笑っている。
sha「俺さ、吸血鬼やのに人間の味方する奴マジで理解できひんねん。俺らからしたらただの食料やで？やのに契約やらどうのこうの、意味わからんやん？
コネシマお前も目障りな奴の1人や。
俺をストーカーしてくんのは主人救えんかった償いのつもりか？
いつまで人間の味方ヅラしてんねん見殺しにした癖に＿」
シャオロンさんの顔面に銃弾が当たった。
ショッピくんだ。目にも留まらない速さで撃った。
syp「よく口が回りますね。狂った発想と似合ってますよ。狂言は終いですか？」
sha「...痛ったいなお前」
syp「現場を見ずに情報だけで他人を煽るのはダメっすよ。直接クソ先輩のあの現場を見た俺から言わせてもらいますけど、先輩の主人、人質に取られてたんです。
そりゃ大事な人が人質に取られたら動けませんよね。
俺も前にありました。
あ、でも大事な人がいない心がないシャオさんにはわかりませんか」
淡々と話すショッピくん。
契約してからずっとそばにいたから私にはわかる。
syp「心がないって言われてるコネシマさんと同レベルですね！目障りな奴と同レベル、おめでとうございます！」
sha「お前ッ...！」
ショッピくん、めっちゃ怒ってる。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 667人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
