37.地獄 syp視点 ページ39
ようやく見つけたコネシマさんの事を、ゾムさんがトントンさんに報告の電話を入れる。
kn「お前ら俺追って来たんか？」
rbr「せやで。ほんまに手ェかけるわ」
kn「そうか...。
.
俺やることあんねん」
「あっ！ちょっとどこ行くんですか！」
姿が小型犬なことを利用したクソ先輩は俺たちの足元をかいくぐる。
そのまま自動扉を開け中に入り、ビル内に入って行った。
rbr「あんの子犬リード着けたろか！」
syp「クソ先輩ッ！」
zm「すまんまたシッマ逃げたから切るわ！場所はさっき言った所！」
またもや逃げてしまったクソ先輩を追いかけ、俺たちも地下に入る。
長い廊下を走っていると、
傍にあった窓が突然割られる。
「わっ！？」
syp「Aさんッ！」
寸前で庇ったから飛び散ったAさんにガラス片が刺さることはなかった。
ロボロさんもゾムさんに横腹に担がれたおかげで怪我はないらしい。
担ぎ方が少々乱暴な気がするけど。
sin「オスマンごめんな〜。外したわ」
os「なにしてんねんせっかく奇襲を仕掛けたのに」
zm「じゃっまやなお前ら！ショッピ君、Aちゃん連れて先行け！」
「えっ...で、でもっ...！」
rbr「いいから行け！ここでこいつらに足止めされてコネシマ見逃すよりええわ！」
syp「...わかりました任せます。行きますよ、必ず後でグルッペンさんたちも来るんで」
「...ッ、わかった！」
あの人たちも簡単にやられる人材ではない。
＿＿＿
走った長い廊下の先には、1つの大きな扉があった。
看板には講演会場と書かれている。
少しドアが開いていることからこの中にクソ先輩がいる。
の、割には、
「なんか、音が一切しないね...」
Aさんにはわかんないだろうな。
この先の気配が2人しかないことに。
異様な静けさ。
恐る恐るドアノブに手をかける。
そしてゆっくりとドアを開いて、待っていたのは血の匂い。
一室に充満していたせいで匂いが溜まってたのかやけに濃い。
「何この匂い...！ショッピくん、何が見えるの？」
俺が先導して入ったからAさんには惨劇が見えていない。
見せるわけにはいかない。
「ショッピくん、？ねぇ、」
syp「見ないでください」
何百人の遺体なんて、見せれるわけない
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推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
