36.レーダー ページ38
「ここは...」
syp「講演会が行われるビルですね」
「それはわかってるけどシャオロンさんこの中に入っていったよ。私たち追いかけようにもチケット持ってないし...」
syp「なんで一般公開せぇへんねんめんどくさいわ」
「そ、そりゃ有名ピアニストの生演奏だからね...」
ビルの入り口はガラス張りの自動扉になっていて、中に警官が2人立っていて警備を行っている。
rbr「外にさえ出てきてくれたら俺とゾムでどうにかできんねんけどな」
zm「血貰いま〜す」
ゾムさんが兄ちゃんの腕に噛み付いて血を吸い、力を得る。するとゾムさんの両手元から見るからに切れ味の良さそうなナイフが現れた。
「え！ま、まさか切るつもりじゃ」
zm「んなことせぇへん。持ち手で殴って気絶させるだけや。問題はどうやって警官2人を外に出すかやけどな」
rbr「失敗すんなよゾム」
zm「俺が失敗したことあるか？なぁ、Aちゃんとショッピ君でなんとか誘き出すことできひんか？」
syp「銃、いやここじゃリスクデカいから無理か＿
もう1人なんかいますよ」
「だ、誰がいるの...？」
zm「うっわ噂には聞いてたけどショッピ君マジでレーダーやな」
syp「これでも銃使いなんでなんか来るとわかります」
rbr「なんかってもしかしてあの犬か？」
犬...？
兄ちゃんが言った場所を見るとチワワの様な小型犬がいた。
なんか見たことがあるような...。
自動扉前をウロウロする小型犬が気になったのか、2人の警官が外に出てきた。
警官はなにやら話しながら小型犬を撫でている。
rbr「ゾムチャンスや行ってこい！」
兄ちゃんの声を合図にゾムさんは勢いよく飛び出し、警官に全く気付かれず、頭部にナイフの持ち手をぶつけた。
警官2人は気絶。
「ナイスですゾムさん！」
zm「こんなの御茶の子さいさいや！それより、お前シッマやんけ」
rbr「ショッピレーダーはコネシマ捕らえてたんか」
syp「俺のレーダー故障してますね」
「いや正常に動いてたから！」
syp「故障してるから駄犬を探知したんです」
kn「誰が駄犬やッ！」
見た目通りにキャンキャンッ！と吠えるようにショッピくんにツッコミを入れたコネシマさん。
zm「シッマ見つけたからあの3人に報告しとくで」
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推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
