拾ったのは吸血鬼でした【syp】

25.皮肉 syp視点 ページ27

皮肉な話や。

サブクラスになったら思い通りにできひんのに。
それに気付けたのはサブクラスになった後なんて。



チーノからしたらずっと吸血鬼のこと隠してAさん過ごしたかったんやろ。

でも俺を拾ったからそんな望みが叶うはずもない。


シャオさんの状態を見るになんとかチーノがシャオさんを説得して、俺を殺して吸血鬼界隈から追い出そうとしてる。

だってこの人、



sha「いい加減死ねやしつこいねん！」



めっちゃイラついてるし。



syp「シャオさんが部下の願い聞くなんて。明日は槍でも降ってくるんちゃいます？」


sha「めっちゃ懇願してきたからついな。それに降るのは槍じゃなくてお前の血やろ」


syp「穴だらけの癖によー言えますね」


sha「誰が開けたんやろな。なぁ、ショッピ君」


syp「はい？」






sha「シッマ元気しとる？」




syp「....何が言いたいんです」


sha「いや〜気まぐれなショッピ君に主人ができたことシッマ知っとんのかなって。大丈夫か？守れるか？」


syp「.........煽っとるつもりなら下手っすよ。同じ道辿んなよって皆さんに念押されてるんで」


sha「あ、そうなん？









チーノその子連れてき、サブクラスにするから」





発想が狂ってる。

俺のAさんをサブクラスにして横に置いとくなんて

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