24.下僕の定め ページ26
syp「首元失礼します」
そう言ってショッピくんは私の首元に口を近付け、噛み付いた。
するとショッピくんの手元から二丁の拳銃が現れ、銃口を2人の吸血鬼たちに向ける。
私も昨夜ショッピくんから貰った銃に手をかける。
cn「なぁA、なんで友達にそんなもん向けるん？酷ない？」
sha「もうあの子お前のこと友達と思ってないからやろ？とりま俺ショッピ君殺るわ。そっちは頼んだで〜」
syp「犬って言うこと聞くもんやろ？ほら、ハウスです」
sha「アホか狂犬が聞くわけないやろ！」
ショッピくんとニット帽を被った吸血鬼が戦闘を始めた。
私の元にはチーノが近付いてくる。
cn「俺とAの関係の記憶が嘘やったってどんな気持ちなん？」
「最悪だよ...。でも全部本当なら良かったって思ってる！なんで嘘の記憶まで与えてこんなことをしてるの！？」
cn「俺さ、悪い奴らに詐欺られて地獄の底におってん、Aは覚えてへんやろうけどそん時に声掛けてくれたよな」
これは嘘、ではない。
改善させられた記憶じゃないから覚えている。
チーノと初めて会った時だ。
cn「そのおかげで立ち直れたけど。俺は春や優香のようにずっと一緒におった訳じゃない。羨ましかった。お前の幼馴染みのあいつらが」
「だ、だから記憶を与えてまで...！」
cn「あん時から俺はシャオロンさんの下僕やった！
でもAの隣にも居たかった！
ずっと嘘の幼馴染みで過ごしたかったのにお前はあの猫なんか拾ってさ！
吸血鬼界隈に入ってきた！」
cn「あの猫を拾わんかったら、猫のこと黙ってなかったら俺とお前は今日も明日も友達でおられたのに...」
「チーノ...」
cn「吸血鬼に関わらず過ごしてくれたら良かったのに！なんで...！なんで！」
「チーノ聞いて！吸血鬼と人間だから分かり合えないなんてことはない！また、今からやり直せば」
cn「無理やろ、」
「なんで言いきれるのさ！」
cn「だって俺、吸血鬼でも人間でもあるサブクラスや。シャオロンさんの下僕やし」
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推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
