13.的 ページ15
「それってどういう...」
syp「血貰いますね」
「痛ッ！」
いきなり意味深なことを言うショッピくんに首を噛まれる。
猫から吸血鬼になった彼が真っ先に取った行動は、私を抱き込みしゃがみ、
そしてショッピくんの背中から何かを裂く音が聞こえた。
syp「刃物なんて銃刀法違反で捕まりますよ」
ショッピくんは私に背を向け、背中に刺さったナイフを雑に抜くと、地面に投げ捨て足で踏み潰す。
？「それはお互い様やで。お前銃の癖に」
syp「俺のはただの銃じゃないんで。そっちは本物のナイフやろ？」
？「せやで、俺らをこれしか使える武器ないねんなぁ」
syp「似合ってますよ。しんぺいさん」
sin「嫌味か？」
syp「そんなまさか、褒めてますよ」
とても褒めてるとは思わない煽り口調で、銃口を瞬時に向け、銃弾を飛ばすけど、難なく避ける。
銃弾を避ける時点で彼は人じゃない。
sin「お前そんな野蛮なヤツやったっけ？同種にいきなり発砲とか」
syp「違いますけど主人が狙わとるっていうなら別っすよ」
sin「あ、その子お前の主人やったん？それはごめんな？でも、今日のアイツの食事その子に決めてんねん」
syp「...は？」
「へっ！な、なにッ！？」
突然、私は背後から何者かに拘束される。
必死に拘束から逃れようと藻掻くけれど、ビクともしない。
「離してッ！」
syp「Aさっ」
sin「はいショッピ君大人しくしとってなー。オスマンゆっくり喰ってええで〜」
os「まじ？じゃあゆっくり喰うわ。なんかあれやな、NTRみたいやな」
sin「きっしょいけどちょっと分かるわ」
別の吸血鬼に拘束されているショッピくんは、手元が不安定ながらも、 私を拘束している吸血鬼を撃とうと銃弾向けている。
そのまま撃ち抜いて！
os「バレてんでショッピ君！撃った瞬間、的をこの子変えたるわ」
「できるものならやってみなよ！ショッピくん気にせず撃って！ショッピくんなら絶対に外さないから！」
よく私のゲームを勝手に使ってるからショッピくんのAIMがいいことは知っている。
兄ちゃんに邪魔されても狂いなく的を撃っていた。
「ど、どうしたの？ショッピくん...？」
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推しが尊いｯｯｯ！(プロフ) - このお話読んでサーヴァンプハマりました！御園の沼にずぶずぶですよほんま (7月9日 0時) (
レス) id: b5cad3eeae (このIDを非表示/違反報告)
安眠豆腐 - 初コメ失礼します。好きな漫画の設定があるなんて嬉しすぎます！続編おめでとう御座います！ (2020年4月12日 21時) (レス) id: e0357d705f (このIDを非表示/違反報告)
獣華 - 初コメ失礼します！応援してるので頑張ってください！ (2020年4月11日 22時) (レス) id: 4e84837f58 (このIDを非表示/違反報告)
月見里 市ゆり - コメント失礼します！一瞬でハマるほど、面白かったです!!これからも応援しています！更新、頑張って下さい！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: bc3855eee9 (このIDを非表示/違反報告)
akane__aoi(プロフ) - 初コメ失礼します！とっても面白かったです！！続き、頑張ってください！！！！！ (2020年4月11日 15時) (レス) id: 8e1789b62b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーる | 作成日時：2020年4月5日 18時
