2話.丶丶 ページ9
あの後ロボロにも絶対言わないと念押しをされ、
渋々従う。
フードを深く被って街中に戻り、ケーキを1つ、なんなら彼らの分も買って、ワレワレシティの広場の噴水前まで来た。
ブラッキーも彼らのサンダース、アブソル、ルカリオと仲が良くなって、鬼ごっこをして遊んでいる。
sha「お二人さんは昔から仲良かってんな」
「はい。家出をしてからは遊んでませんけど」
shp「その家出っていうのは？」
「...ちょっとした親子喧嘩です。
別に大した...理由じゃないので大丈夫ですよ」
rb「...帰らんの？心配しとったで？」
帰る？あんな家に？冗談じゃない。
「帰らない。なんなら縁切りたいね」
rb「...」
kn「はぇ〜、複雑やなぁ。俺らんとこは＿」
shp「はいはい先輩コネないでください」
kn「なんでや！」
rb「そんにしても変わったよなぁ」
「そう？」
rb「うん。昔めっちゃ無邪気やったのに大人びたし、子供ん時と大違いやで」
「そりゃあ、私だって成長するさ。
ロボロは声だけしか成長してないように見えるが」
rb「ちゃんと身長伸びてますぅー！」
sha「ロボロどれくらいちっさかったん？w」
「確か...このぐらいだった気が」
sha「ちっっさwww」
kn「お前相棒のルカリオより小さかったんか...」
rb「盛りすぎ！そこまでちっさないわ！」
shp「幼少期バチュル並やないですかw」
rb「やかましい！」
「...ふふっ」
ショッピさん、コネシマさん、シャオロンさんに弄られてるロボロを見て自然と声が漏れた。
rb「あっ、やっと笑ったなA」
「えっ？」
rb「表情筋死んでるんかって思うぐらいずっと無表情やったで。
ほら笑え笑え！
お前は笑った顔がいっちゃん素敵や！」
sha「ろ、ろぼろが女口説いてる...」
rb「は！？んなつもりないわ！」
kn「お前童貞のくせにいっちょ前に口説いてんちゃうぞ！」
赤面したロボロが問い詰められているのを眺めていると、視界の隅に白衣を着た2人組がなにか聞き込みをしているのが見えた。
『すみません。この人を見かけませんでしたか？』
『うーんごめんなさい。知らないわ』
...ここまで来てるんだ。
「ごめんなさい。
私もう行きます、ブラッキー行こう」
shp「あっ、ちょっと...！」
楽しかったですよ、それじゃあまた会う日まで。
それまで私たちのことは忘れていてください。
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理央 - こんにちは！吸血鬼の頃から楽しく読ませて頂いてました！二つともえぐい位の神作品…(syp sho 寄りの箱)これも名作の予感!?更新頑張って下さい！では最後に〜？ はい、サイドチェストォォォォォ! (2020年5月19日 8時) (
レス) id: 091f5a802b (このIDを非表示/違反報告)
亜美(プロフ) - はじめまして！吸血鬼と専属武器を見て新作楽しみに見に来ました！これからも更新頑張ってください！面白い楽しい惹き込まれる話をありがとうございます！ (2020年5月19日 1時) (レス) id: 5fb94517ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆま | 作成日時：2020年5月18日 13時
