第三話 動き出す物語 ページ4
《黒子 サイド》
相田「それにしても……遅いわね…。」
と自身の腕時計を見るリコ監督。
それに加えて伊月先輩がスマホの画面を見ていた。
伊月「…メール来てないから、多分遅刻だな。」
日向「あいつに限って、あまり驚かねーよ。つーか、社会人になっても遅れるって…」
伊月「遅れを取るオクレ、劣る…。我ながら良い出来だ。」
日向「……伊月…、お前もか。つーか頼むから。」
誰か来るのでしょうか？周りを見れば、ここに来てない人って言えば……、
木吉「黒子もアイツに会いたいだろ。」
「木吉先輩…、ここの所、彼とは連絡してなかったので…」
木吉「あいつも忙しいだろうな、なんせNBAのプロプレーヤーの仲間入りを果たしたばかりだしな…」
ジャバウォックとの対戦後、少し経った頃に彼はアメリカへと旅立った。
自分の夢を叶える為に。
その後の誠凛は、青峰くんや赤司くん他のキセキ世代の仲間達に対戦しながら、強くなっていった。部員も増えて、誠凛バスケ部は全国にその名を轟かせる強豪校の一つに登り上がった。
けど、やっぱり僕は…
「……また彼とはバスケがしたいです…。」
日向「おいおい、あいつだけか？一緒にバスケしたい奴って…」
相田「そうと決まれば、今からバスケやりましょ。どうせやるなら、あいつらも招いて。」
「「「えっ、今から/ですか？」」」
と素早い手付きでスマホを誰かの番号に鳴らした。きっとあの人達を誘うのだろう…
日向「おいおい……リコ、まさか…。」
相田「そのまさかよ」
と微笑む監督は昔と変わらない悪笑みだった。
……………
木吉「大胆だなリコ…。それにしても、よくこのメンバーが揃ったな…。」
思ったとおりでしたね。
監督が誘ったのはかつてキセキの世代と呼ばれた、僕の仲間だった。
赤司「誘ってくれてありがとう」
黄瀬「黒子っち！誠凛の皆も久しぶり！」
桃井「丁度良いタイミングだったの。私達も久しぶりに集まって飲もうって決めてて。」
青峰「テツが誘いを断ったのは、こっちが先客だったのか。…で、アイツは来てねぇのか？」
「もう、そろそろ来ると思います。」
緑間「相変わらずな奴なのだよ。」
「……すまねぇ！！遅れた！！」
と早速彼が到着した。
皆も久しぶりに顔を見れて嬉しそうだ。
「…おかえりなさい、火神くん。」
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綾葉メグ(プロフ) - りみさん» 読んで下さりありがとうございます！なるべく早く更新出来るよう頑張ります！ (2020年10月5日 4時) (
レス) id: 2c121bd297 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 続きを楽しみにしています！これからも応援しています頑張ってください(*´▽｀*) (2020年10月4日 21時) (レス) id: 8754467967 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - 和香さん» 読んでくれてありがとうございます。早めに更新出来るよう頑張りますね！ (2020年5月2日 16時) (レス) id: a78732187c (このIDを非表示/違反報告)
和香 - 続きがものすごく気になります！更新頑張ってください。 (2020年5月1日 19時) (レス) id: 29c4e7285d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾葉メグ | 作成日時：2020年3月10日 5時
