第二話 おかえりなさい ページ3
《黒子 サイド》
「……久しぶりに会うんですね…皆と。」
今日、高校の時のバスケ部の仲間と久しぶりに飲む約束をしていた。集合場所の居酒屋に辿り着き、皆に会うのを楽しみになっていた。
店の戸を開けば、そこには思っていたより多くの人が飲みに来ている。
「……手前から二番目、左側の個室の間…」
とりあえず、当時の先輩だった小金井先輩から来たメールを元に、個室の席を探した。
「…あの、皆さん久しぶりです。」
顔を出せば、誰も僕が来た事に気付かない。
様子からして、皆どんちゃん騒ぎしてるから気づくはずも無い。
とりあえず、空いてる席に座る事にした。
??「……うおっ！！黒子？！いつの間に来てたんだ？！」
全「「「えっ？！」」」
と誰かが声に出してくれたお陰で、僕の存在に気付いてくれました。
「…久しぶりです。皆さん。僕の存在に最初に気付いてくれるなんて、流石です日向先輩。」
日向「いや…俺も最初から気付いたわけじゃねぇけど…、それより、久しぶり。黒子。」
小金井「成人になっても、影が薄いのな…黒子。とりあえず、まずは飲め飲め！」
小金井先輩に進められ、目の前でビールを注いで貰い、その注がれるビールを見てふと思い出す
(あの頃は初めて酒を間違って飲んで、
青峰くん達と酔い潰れた事ありましたね。)
初めて酒を飲んで倒れてしまった記憶が頭に過ぎって、気付かないうちに思い出し笑いをしていた。
小金井「どうした？黒子。お前酒、飲めなかったか？」
「いえ、平気です。頂きます。」
あの頃より僕等は成長した。
青峰くん達も、渚くん達も、バスケ部の皆も。
皆、大人になったんだって改めて実感する。
今だって、平気でビールを飲む事くらい出来るようになったのですから。
すると空になったジョッキにまた誰かに注がれた。
相田「久しぶり、黒子くん。ジャバウォック対戦以来ね。」
「…監督…。久しぶりです。僕は相変わらず過ごしてますが…。
監督こそ日向先輩と婚約おめでとうございます。」
相田「えっ？これから公表しようかなって思ってたのに…。
早く黒子くんに気付かれるなんてね。」
恥ずかしがっている監督は、嬉しそうにしていた。
相田「黒子くんにも訪れると思うよ、運命の人。」
「出来ますかね。僕にも。」
僕にはたった一人の女性にしか目が無い…
12年たった今でも。
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綾葉メグ(プロフ) - りみさん» 読んで下さりありがとうございます！なるべく早く更新出来るよう頑張ります！ (2020年10月5日 4時) (
レス) id: 2c121bd297 (このIDを非表示/違反報告)
りみ(プロフ) - 続きを楽しみにしています！これからも応援しています頑張ってください(*´▽｀*) (2020年10月4日 21時) (レス) id: 8754467967 (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - 和香さん» 読んでくれてありがとうございます。早めに更新出来るよう頑張りますね！ (2020年5月2日 16時) (レス) id: a78732187c (このIDを非表示/違反報告)
和香 - 続きがものすごく気になります！更新頑張ってください。 (2020年5月1日 19時) (レス) id: 29c4e7285d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾葉メグ | 作成日時：2020年3月10日 5時
