第七十六話 姉妹 ページ48
(赤羽 サイド)
全「「!!?」」
Aが姫華からナイフを取って…
腰まで長かった髪を切り落とした。
姫華「なんのつもりよ?!」
『どうでもいい話で
恥ずかしくて言えなかったんだけど……
私はいつも姫華の髪に憧れていたの。
きれいなアプリコット色の髪とカールのボブ。
私だって､白雪姫なんか呼ばれて
何度か髪を切り落とそうとした。
でも出来なかった…
だって死んだお母さんが気に入ってくれた
長髪だったから切らなかった。」
姫華「……っ!?」
『こんな事今更言っても
遅いかもしれないけど…
私達はもう一度、
仲が良かった姉妹に戻れないかな?』
お互いに憧れを抱いていたんだ。
素直に慣れないせいで、
姫華はその感情が嫉妬になって、
Aを苦しめ、
本当の気持ちを言えないまま
Aはいつしか妹から離れるようになった。
姫華「今更戻れるわけ無いじゃん!!」
『…っ…そうか…』
姫華「………青森に戻るわ……
もうつまんないし……でも……
私も姉様の黒髪……嫌いじゃない……」
そう言って、旧校舎の方へ向かった。
『うん…。元気でね姫華。』
「大胆に切っちゃったね､その髪」
『私はコレのほうがいいって思ってるよ?』
髪は肩くらいの長さになっていた。でも
「……可愛いのには変わりないか。
惚れ直したよ。」
『お世辞はいりませんよ? カルマ。』
グイッ
『……っ!』
「本気だから覚悟して?」
『いっ…いきなり耳元で囁かないで!!//』
前原「…お取り込み中悪いんだけど…
俺さ、どうしても気になるんだよね。
あの箱。←」
速水「言われて見ればそうね。」
緑間「あの箱、クーラーボックスみたいだな」
紫原「Aちん。開けてみて?」
『うん』
Aが箱に近づき、開けてみた。
『……えっ?』
全「「「……アイス?!」」」
浅野「しかも全部ガ○ガ○君……」
赤羽「えっ〜。俺ダッツ派なのに…変えてよ!」
渚「何気にリクエストしてるし!」
赤司「何故､アイス?」
殺せん「いいとこに気付きましたね。
先程は敵同士でしだが、元は同じクラスの仲間。
ゲームで決着が着いたら、
美味しい物を食べて、仲直りです!」
磯貝「せんせーの言う通りだな!」
灰崎「つか、半分溶けかけてんじゃねぇか?!」
『早く食べよう!』
黒子「あっ、当たりました。」
黄瀬「どんだけ運がいいんスか…?」
第七十七話 誰が姫の王子様?→←第七十五話 憎いの、アナタが
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 50人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「暗殺教室」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
綾葉メグ(プロフ) - しのさん» ありがとうございます！(*^^*) 頑張ります！ (2017年4月28日 2時) (
レス) id: 601c6daecb (このIDを非表示/違反報告)
spica(プロフ) - 綾葉メグさん» 本当ですか！？ありがとうございます嬉しいです……! 喜んでいただけたら幸いです！これからも頑張ってください！ (2017年4月27日 18時) (レス) id: 1d8deaff7a (このIDを非表示/違反報告)
しの - この小説大好きです!!これからもがんばってください (2017年4月27日 14時) (レス) id: 31dc3928ff (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - spicaさん» イメージ通りでビックリしました！絵が凄く上手で羨ましい！この絵気に入りました！描いてくれてありがとう！ (#^^#) (2017年4月24日 21時) (レス) id: 601c6daecb (このIDを非表示/違反報告)
spica(プロフ) - 綾葉メグさん» お久しぶりです！イラスト描けました【http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/4/f/54f42f07b3080bc68b149ea8c235fcb8.jpg】拙い絵ですが…!喜んでいただけるとうれしいです！ (2017年4月24日 18時) (レス) id: 1d8deaff7a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：綾葉メグ | 作成日時：2017年4月13日 6時
