第五十九話 二人の白雪姫 ページ26
『何で…ここに居るの？…姫華…？」
何ヶ月ぶりに会う相手に
私がかけた言葉がそれだった。
姫華「ちょっ､何それ？久しぶりに会ったのにその言葉？見ての通り私は今日からこの学校に通うの。姉がいない学校生活が退屈でさァ？ﾆﾔ」
『…っ？！ｿﾞｸｯ』
平常心を保て！冷静な対応を取れ！
何かと怯える心にそう言いかけた…
もう昔の自分じゃない…
『そうなんだ…集会に行かないの？
転入生なら尚更行かないと。』
姫華「何それ､優等生気取り？あたし､アンタのそういうとこ嫌いだわ｡」
そう話していると集会が終わろうとしていた。
姫華「挨拶は済んだし､職員室に行かなきゃ｡
また後でね。お姉様？」
そうやって姫華は去っていった…
『………いつから…こんな風になったんだろ…。
確実に学秀に怒られるかな…こりゃ…』
ねぇ、本当にいつからだろう…
………
(浅野 サイド)
「…以上､生徒会の報告でした。」
何故だ？まだAは来ていない…
E組の列を見ても。
内容は全て覚えているから､取らなくて良いって言おうとしたのに、飛び出して行くし…
ステージ裏に待機する赤司には気付いているのだろう
赤司「まだ、Aの姿が見当たらないな。」
浅野「あぁ…一体何があったのか…」
集会が無事に終わり
俺はE組とともに旧校舎へと向かった
ガラッ
浅野「A…？！お前一体どこに…？」
『ご、ごめん学秀！ノート旧校舎に置いてきちゃった見たいで、つい…』
ノート取りに行くだけで､裏山に登ったのか？
渚「何より無事で良かった。心配したんだよ？」
ガラッ
烏間「皆、席につけ。今日は転入生を紹介する。」
来たのか…
姫華「白雪姫華です。青森から来ました…
ってああ！！」
いきなり叫び出してどうしたんだ？
するとあいつはAのもとに行き
抱きついた。
姫華「会いたかった！お姉様！どうして私に連絡をくれなかったの？心配したんだから！」
『…っ！？』
茅野「…姉様！？」
そうか、そういう事か…
姫華「姉様から皆さんに紹介して？ﾆﾔ」
『…この子は…私の妹です…』
姫華「義理の姉妹なんだけど､本当の姉妹みたいに仲良しなんだ！ねっ？」
前原「白雪に妹がいたんだ…しかも可愛い！」
アプリコット色のボブな髪型した妹は
嬉しそうにAを抱きつく
烏間「白雪姫華､お前の席は…」
姫華「あたし姉様の隣が良い！ねぇ黒いカーディガンした赤髪君、席譲って？」
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綾葉メグ(プロフ) - しのさん» ありがとうございます！(*^^*) 頑張ります！ (2017年4月28日 2時) (
レス) id: 601c6daecb (このIDを非表示/違反報告)
spica(プロフ) - 綾葉メグさん» 本当ですか！？ありがとうございます嬉しいです……! 喜んでいただけたら幸いです！これからも頑張ってください！ (2017年4月27日 18時) (レス) id: 1d8deaff7a (このIDを非表示/違反報告)
しの - この小説大好きです!!これからもがんばってください (2017年4月27日 14時) (レス) id: 31dc3928ff (このIDを非表示/違反報告)
綾葉メグ(プロフ) - spicaさん» イメージ通りでビックリしました！絵が凄く上手で羨ましい！この絵気に入りました！描いてくれてありがとう！ (#^^#) (2017年4月24日 21時) (レス) id: 601c6daecb (このIDを非表示/違反報告)
spica(プロフ) - 綾葉メグさん» お久しぶりです！イラスト描けました【http://uranai.nosv.org/img/user/data/5/4/f/54f42f07b3080bc68b149ea8c235fcb8.jpg】拙い絵ですが…!喜んでいただけるとうれしいです！ (2017年4月24日 18時) (レス) id: 1d8deaff7a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綾葉メグ | 作成日時：2017年4月13日 6時
