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杉沢 「 あ、せーちゃ……誠也くんおはよ。 」
末澤 「 ん"ん"ん！おはようございます、杉沢先輩 」
「 なぁA、ちょっとええ？ 」
杉沢 「 へい 」
末澤 「 あのさ、本題から話すと、俺、 」
「 Aの高校ん時の友達っちゅー奴に話しかけられてん。 」
杉沢 「 だから友達の名前聞いたのね！誰誰？みおち？ココちゃん？あずあず？クル様？ 」
末澤 「 んにゃ、Aが言ってくれた子やなかった 」
杉沢 「 へ？じゃあ誰さ 」
末澤 「 俺も名前聞かんかった。やけどなんかチャラそうな男。心当たりある？ 」
杉沢 「 んー……何人かいるなぁ…… 」
末澤 「 めっちゃ口悪い奴。Aちゃんの前から消えろとか言うし 」
杉沢 「 何そいつ。 」
末澤 「 せやから何起こるか分からん状況でかわいい彼女を1人にもでけへんし 」
杉沢 「 んふふ 」
末澤 「 今日からしばらく俺が送り迎えするか、それとも同棲するかどっちがええ？ 」
杉沢 「 いやぁ、照れちゃう……って、今なんつった？ 」
末澤 「 せやから、一緒に帰るか一緒に住むか決めて。どっちかな。拒否権ないから 」
杉沢 「 えっへっ、ほぁっ、そっ、いやぁっ 」
末澤 「 はい5、4 」
杉沢 「 ああもう住む！一緒いる！ 」
末澤 「 ほな決まり。今日迎えに行くから準備しとって 」
杉沢 「 はぁい。しばらくってどんくらい？ 」
末澤 「 2週間くらいかも。大丈夫？ 」
杉沢 「 せーちゃんと一緒ならなんでもいい 」
末澤 「 ほんなら良かった 」
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作者名：鈴川ゆら | 作成日時：2023年3月14日 4時
