ツンデレ上司のおとしかたに (ページ25)

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杉沢「んふふふふ、こうやってせーやと飲むの久しぶり」

末澤「せやな、2人っきりはあの飲み以来やもんな」

あの飲み、と言えば俺がAの寝顔を盗撮したあの日のこと。

今日の今日までその事実は隠し通せているけど、いつバレるかわからんなー。

でも言ったら消されるだろうし黙っとく。

杉沢「ごちそーさんでした。とてつもなく美味でした」

末澤「お粗末さまでした。」

洗い物はするで！なんてキラキラ笑顔で言われて

持っていた皿も全部ぶんどられてしまった

意気揚々と洗い出すA

その少し俺より高い背中に思いっきりハグをした。

杉沢「せーやぁ、重たい」

末澤「俺はAより小さいから軽いねん」

杉沢「お、遠回しに彼女をディスり自分も喰らうスタイル」

末澤「やっかましいわぁ」

杉沢「きゃー、狂犬」

玄関と打って変わって形勢逆転。

今度は俺がベッタリな番。

風呂入る、というAに、俺が離れたくないと言ったら

なら、一緒入る？なんてふっかけてきて

1回は断ったで？でもな、やっぱり離れたくなくて、

結局、承諾した。