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福本 「 な、末澤、ちょっと 」
末澤 「 なんすか 」
福本 「 あのな、さっき久世さんと距離近かったやろ 」
末澤 「 はい 」
福本 「 A、嫉妬してたで。めちゃくちゃ。 」
末澤 「 それ大晴先輩の口から出まかせやなくて？ 」
福本 「 なんで俺が末澤にあらんこと吹き込まなあかんねん。 」
末澤 「 マジってことですか。はぁー、めっちゃかわええやん 」
福本 「 俺の前で言わんといて。結構ダメージ入るねん 」
末澤 「 え、まさか大晴先輩もしかしてAのこと好きだったり 」
福本 「 おうおう、そこまでや 」
末澤 「 図星っすか 」
福本 「 やめてや、あの日の記憶蘇る…… 」
末澤 「 あー、ま、強く生きてください 」
福本 「 なんか腹立つなぁ 」
末澤 「 別に先輩やからって俺の彼女渡しませんからね 」
福本 「 分かっとるって。未練ならあるけど 」
末澤 「 その感じやとかなりの期間片思いしてたんすね 」
福本 「 やめて、傷を抉らんといて 」
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作者名：鈴川ゆら | 作成日時：2023年3月14日 4時
