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「 姫姉ぇ、贈り物ここ置いておくね！ 」
姫崎 「 ありがとう。 」
みんなも懲りへんなぁ。贈り物にお金出すんなら
身請け金のために貯金してくれへんかな、なんつって。
うそうそ。贈り物、有難く受け取ってますよ。ほんまに。
全部昔の私じゃ手すら届かないような品物ばっかしやし。
姫崎 「 これは…大晴さんからやな 」
黒い箱に入った、大きめの簪。鏡の前で付けてみたら、結構似合ってる。
今度お呼ばれした時はこれ付けてこ。
姫崎 「 晶也からの贈り物？珍しいなぁ 」
蓋を開けたら、翠色の帯。
こないだ誠也さんから頂いた赤のお着物に合いそうやんな。
一つ一つ開けていってるけれど、まだまだ荷物の山は大きい。
私、そんな愛されてるん？
小島 「 姫崎、ご満悦のとこ悪いんやけど 」
「 素の声外まで聞こえてんで、ちょっとは控えてくれ 」
姫崎 「 あ、すみません 」
う、ここで私の印象が下がっちゃったらあかんな。
少しは心の声として留めたろ、そう思った。
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ゆず(プロフ) - とっても面白いです！素敵な作品をありがとうございます︎ ︎；；更新を楽しみに待ってます♪ (2023年3月3日 14時) (
レス) @page8 id: 8fa11345d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴川ゆら | 作成日時：2023年2月27日 20時
