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っはぁ、疲れた…遊女はやっぱり体力使うわ。
「 姫姉ぇ、おかえりなさい！ 」
姫崎 「 ただいまでありんす。 」
この廓言葉も慣れたけど、ほんとに使いずらい。
人と話す時には使うけど1人の時とかはいつもの話し方が出ちゃうんよね。
十二でここ来て、七年目やけどこれっぽっちも楽しいと思ったことは無い。
苦痛やん。毎日違う男とあれやこれや。はよこんなとこ出たい。
「 姫姉ぇ、姫姉ぇ 」
姫崎 「 ん？ 」
「 姫姉ぇ、わっちの前では普通のお話し方で大丈夫だよ 」
姫崎 「 え、 」
「 さすがに、お客様の前以外でも使ってたら嫌でしょ？ 」
なんなんこの子、私の心読んでるん？めっちゃ幸せもんやん。
姫崎 「 じゃ、お言葉に甘えて。 」
「 私、見ての通り一人称『 私 』だしちょっと癖あるけどええの？ 」
「 もちろん。健さんには黙っとくよ 」
姫崎 「 助かる。 」
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ゆず(プロフ) - とっても面白いです！素敵な作品をありがとうございます︎ ︎；；更新を楽しみに待ってます♪ (2023年3月3日 14時) (
レス) @page8 id: 8fa11345d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴川ゆら | 作成日時：2023年2月27日 20時
