お兄ちゃんと。(in×ar) ページ6
Aside
「ただいまぁー」
ガチャっと玄関の扉を開ければ、
「おっかえりぃー、A！」
どたどたと音を立てて、
ぎゅうっと抱きついてくる大ちゃん。
『Aー、おかえりぃ！』
慧にぃもマイペースにお迎え。
さりげなく大ちゃんを私から引きはがす。
ご飯を食べて、お風呂に入ったら、
ソファに座っておやつタイムが私の日課。
いつもお兄ちゃんに挟まれながら食べる。
正直、狭い。
「もぉ、お兄ちゃんたち、離れてよっ
せー、まー、いいい！」
両手で2人を押す。
そしたらね、
お兄ちゃんたちに手を掴まれたの。
『いいじゃん、俺、Aのこと、
好きなんだからさぁ』
ちゅっと手の甲にキスをおとす慧にい。
「え、ええ！？」
負けないぞとばかりに、
「慧にぃばっかずるい！
俺だってAが好きだ。」
大ちゃんは左の手首に甘噛みをして、
ぺろっと舐めた。
「あ、えと、んっ、」
気づけば天井が私の視界に入った。
あれ、私、押し倒されてる系ですかね？
上は大ちゃんがいて、手首を固定されて、
下には慧にぃ、、上に乗られて動けない。
あぁ、完全に捕まったァ。
『もー、我慢できないんだけど？』
んん？はいぃ？
「どっちが好きなの？」
な、なんだ、これはぁ……。
お兄ちゃんたちは私が言うのもあれだけど、
イケメンなんです。
女の子を本気で口説いたらもう、イチコロ。
そんな2人に好きと言われたら、その、
意識、しちゃうじゃん///
「ど、どっちも好き、だからっ///」
顔をそらしながら私は言う。
もちろん、お兄ちゃんとしてね？って
あとから言ったの。
はぁ、と、慧にぃはため息をついた。
それから真剣な顔をして私に言うの。
『1人の男として、どっちが好きなの？』
「んぇっ！？そ、そんなの、」
……決めれないよ。
二人とも大好きな私のお兄ちゃん。
小さい頃からずっと一緒だったんだもん。
「……決めれないの？」
大ちゃんが上から言う。
こくん、と私はうなづいた。
急に言われたって、わかんないよ。
そんなこと、考えたことなかった。
『ふーん、じゃあ、
……俺のこと、好きになって？』
右の耳元で囁く慧にぃ。
「だめ。Aは俺を好きになってよ。」
左の耳元で大ちゃんは囁いた。
くすぐったい感覚。
それと、胸の高鳴りが治まらない。
慧にぃも大ちゃんも、両方すき。
1人に決められないの。
それって、ずるいですか？
END
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☆ありにゃん☆(プロフ) - ゆーちゃん。さん» はい！分かりました。御丁寧に教えて下さり本当にありがとうございました。 (2018年12月9日 19時) (
レス) id: 575e72fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん。(プロフ) - ☆ありにゃん☆さん» いえいえ！全然大丈夫です！ありにゃんさんの年齢設定を18歳以上にしてもらうと、表示されると思います！またぜひ、ゴッコ遊びのほうをよろしくお願いします！ (2018年12月9日 19時) (レス) id: d0a1eef09f (このIDを非表示/違反報告)
☆ありにゃん☆(プロフ) - ゆーちゃん。さん» そうですか。すみません、無理なお願いをしてしまい。R18だから見れなかったんですね。納得しました。 (2018年12月9日 18時) (レス) id: 575e72fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーちゃん。(プロフ) - ☆ありにゃん☆さん» いつもありがとうございます！こちらのお話ではR18のURLが貼れないようになっています！申し訳ないです。自分のプロフィールで18歳以上になっているのか、また、私の作者の一覧表をご覧下さい！こんなことしかできなくてすいません！ (2018年12月9日 18時) (レス) id: d0a1eef09f (このIDを非表示/違反報告)
☆ありにゃん☆(プロフ) - ゴッコ遊び･･･のURLを貼ってもらうことは可能でしょうか。履歴、お気に入り全て消えてしまい、探しても出てこないので。この作品のコメント欄でほかの作品のお願いしてごめんなさい。 (2018年12月9日 16時) (レス) id: 575e72fcb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆーちゃん。 | 作成日時：2018年8月28日 2時
