期待の翼【ONE PIECE】第四章

第１９２話 ページ23

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ケ「あ、そうそう、お礼のたこ焼き！

　 “はっちん”と待ち合わせしなきゃ！」


ケイミーはそう言い、背負っていたリュックから電伝虫を取り出した。


ル「はっちん？」




『ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ、ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ、ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ(ｶﾞﾁｬｯ』


ケ「もしもし、はっちん！

　 こちらケイミーだよ。はぐれてごめんね〜･･･。

　 今、どこにいるの？



　


　









･･････あれ？」



ケイミーは“はっちん”に向かってそう尋ねたが、返事が帰ってこない。

･･･何かあったのだろうか。




『･･････よ〜〜オ！




　その声ケイミーか？モハハハハァ!!!』



沈黙が続くなか、突然悪印象な声が聞こえた。



ケ「･･･はっちん？」



その声に、少し不安の表情を浮かべるケイミー。








『ワイが誰か分かるか？ハチじゃねェぜ？』



ケ「エ“ェェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!」






―――

―





声の主は『マクロ一味』。


最近勢力が増している“トビウオライダーズ”と手を組み、


ケイミーの言う“はっちん”をやっつけたと言うのだ。




今は『シャボンディ諸島』周辺の島にアジトがあると言っているのだが･･･







『ニュ〜〜〜〜！ダメだケイミー、来るんじゃないぞ！』


『黙れこのタコ助!!!


　･･･じゃあなァ、ケイミー!!』





ケ「はっちん･･････!!!」

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