海の中にいる鏡面 (ページ37)

今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:111,961 hit

３６話ページ37

ジェイド「おや、そうなんですか？どれどれ…」

と、僕のお腹に抱きつくジェイドさん…。

『ふぁ！』

突然の事で僕の顔は真っ赤になった。
フロイドさんがやるのは分かるけどジェイドさんとなると少し…いや、結構恥ずかしい。。

ジェイド「おお、フロイドの言う通りですね。
これは中々良いです…欲しいなﾎﾞｿｯ」

フロイド「ジェイドばっかズルい～♪俺もやる！」

いや、まてまてそこの双子さん達。僕のお腹死んじゃうよ！

て言うかそれよりも！

『な、何で昨日よりボディータッチが多いんですか！』

すると、アズールさんはニヤリと微笑んだ。

アズール「私達、司さん。貴方を気に入りましてね。虫除けですよ他の生徒にでも噛まれたりしたら危ないですからねﾆｺｯ」

え、気に入った？…

？？？

どういうこと？！？

ジェイド「まぁ、そう言う事です。なのでちょくちょく貴方のお部屋にお邪魔させて頂きますね」

『え、何で？！』

ジェイド「契約書に書いてあったでしょう。
誰かが傍にいる事…と」

すると、寮長が悪い笑みを浮かべる…。

え、僕なにされるの！？

アズール「ﾌﾌおっと、もうこんな時間ですか…
大食堂に行きますよ」

ジェイド「もうそんな時間ですか…」
仕方無く僕から離れるジェイドさん…。

僕は立とうとすると、後ろから何かが僕の肩に当たる。

振り向こうとするが頭を押さえられて向けない

『え？！？』

混乱していると…。

フロイド「ガブッ！」

フロイドさんがギザギザの歯で僕の首に噛み付いた。

『痛！！！！！！』

ｼﾞﾝｼﾞﾝと噛まれた場所が痛い…。これ絶対血出てるやつだ、、、

フロイド「マーキングだよ♪司♪」

鏡を見ると綺麗に歯形が首に出来ていた。。。

これ、制服じゃ隠れない…。

ど、どうしよう…。

ジェイド「ﾌﾌ、綺麗に付いていますね。
ですが…これではまだ足りません、、」

鏡越しでジェイドさんを見ているとフロイドさんに噛まれた場所をさらに赤くする。。
(噛まれてはないよ！)

ジェイド「…ちゅっ。ﾌﾌこれで大丈夫ですね」

次は反対に付けられた…。
そして、また制服じゃ隠れない場所に。、、

『な！制服じゃ隠せないじゃないですか！』

マーキングは魚であれば誰しもがする行為だ。
と、僕は思う…。え、そうだよね？

アズール「では、私はここに…ちゅっ」

次は首筋に付けられた…。

誰か助けて…