海の中にいる鏡面 (ページ25)

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２４話ページ25

大食堂に着くとまだ、開いてすぐだと言うのに人が沢山いた。
一人で食べるのは嫌だったけど仕方無い。

僕はご飯を取りに行った。

そういえば昨日はご飯を食べないで寝ちゃったからな…

ぐ～

通りでお腹がペコペコだと思った…

『サンドイッチと珈琲を下さい』

だからと言って朝から沢山食べると多分、胃もたれを起こすから朝はなるべく軽い物にした。

今日のサンドイッチは卵、ハムとレタスのサンドにフルーツが挟まっているやつだった。
美味しそう…。

僕は適当な席に座りご飯を食べる。

おっと、忘れていた。

今日の授業は確か少し難しい範囲らしく昨日は予習をしていない…僕は鞄から教科書を出して食べながら読む。

行儀が悪いのは知っているが仕方無い。
なんせ時間が無いからね。。

モグモグと食べていると…

グリム「おお！司じゃねえか！」

声を掛けられ僕は隣を見るとグリムとユウがいた。

グリムの皿には大盛りのご飯があって見ただけでお腹一杯になりそうだった。。

それに比べてユウは寝不足なのか眠そうだ。

『おはよう。グリム、ユウ』

ユウ「おはよう…司さん」

『司さんじゃなくていいよ。敬語は無しね。
僕ら同じ一年生だし』

僕は珈琲を飲んだ。ああ、美味しい…。

ユウ「分かった」
やはり眠そうなユウ。。

『眠そうだね。どうしたんだい？』

ユウ「いや、昨日グリムが…」

どうやら夜遅くにグリムの寝相が悪すぎてベットから落ちてしまいその反動でパッチリと目が覚めて寝れなかった…と。

どうやら全ての原因はグリムと言っても良いほどらしい。

『それは大変だったね』

ユウはゆっくりとご飯を食べる中、グリムはｶﾞﾂｶﾞﾂとあの大盛りのご飯を食べている。。

あいつの胃袋はどうなっているんだ？

僕はもう一度、教科書に目を通そうとすると…

エース「よ！」

デュース「おはよう。ユウ、司」

エースとデュースがいた。

『おはよう。デュース…え、エース？」
エースを見ると首にあれが付いていた。
デュースはやれやれとエースを見て呆れている

『え、とエース何したの？』
エースの首にはリドルさんのユニーク魔法
首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)の首輪が付いていた。

エース「あー、これ？えっと…」

デュース「俺が説明しよう」

デュースによると昨日、エース達は窓拭きをしていたら夕食を食べる事が出来なくなり冷蔵庫に入っていたマロンタルトを食べたらリドルさんに見つかったらしい…