海の中にいる鏡面 (ページ2)

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１話ページ2

僕は司。ただの人魚。

僕は今、超名門校である、、

名門魔法士養成学校ナイトレイブンカレッジ
の鏡の間にいる。

僕の回りには知らない人達が沢山いた。
そして、仮面を被った学園長が色々指示を出している…どうやら入学式らしい…。

小さい頃からナイトレイブンカレッジの事については嫌ってほど聞かされていた。

なぜなら、僕の兄がここの卒業生だからだ。
家に帰る時間が無い兄はよく僕に手紙を書いてくれた。

ここの生活の事…

先生の事…

ルールの事…

だから、大体見てれば分かる。

奥を見ると式典服でいる各寮の寮長達が並んでいる。皆、顔面偏差値がいい。。羨ましいな…

それにしても…何で皆、男だけなんだろう？

僕以外に女居ないのかな…。

不安に煽られながらも着々と式は進んでいき僕の番になった。

闇の鏡「汝の魂の形は…オクタヴィネル寮」

そう言われ僕はオクタヴィネル寮生達がいる所に並ぶ。
どうやら僕はオクタヴィネル寮らしい…。
兄さんはハーツラビュル寮だった。

何で兄さんは人魚なのにハーツラビュルだったか？それは簡単だよ。

僕の親は人間と人魚のハーフ。

つまり、僕と兄さんはクオーター。

兄さんは人間よりとして生まれたんだ。
だからハーツラビュルだったのかな…？

まぁ、魂の形は誰にも分からない。
闇の鏡以外はね。。

考えていると式はあっという間に終わった。
すると、各寮長が新入生を先導していく。。

アズール「オクタヴィネル寮生は私に着いてきて下さい」

寮長のアズールさんが新入生達を先導する…が。
僕はその列から外れた。

僕は隣にいた生徒に声を掛ける。

『君、』

mob 「何だ？」

『ちょっとトイレ行きたいから寮長に言っておいてくれる？』

mob 「おお、いいぞ！」

『ありがとう』

どうしても男だらけなのは可笑しい…

そう思い僕は急いで学園長がいる所に向かった。