１２. 自覚するまで ページ12
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りかこに言われるまま 誰もいない教室の席に座った
すると黒板を綺麗にし終えたりかこが 椅子を移動させて 私の向かいに座った
り「で、何があった？」
「べつに」
り「べつにって…んも〜」
呆れた顔をしながら りかこは両手で頬杖をついた
「ないことはないけど」
り「ほれみろ、あるやん」
と 言うりかこが 何だか頼もしい顔に見えて
この短期間あったことを 全部話してみようかなって思った
「村上先生のことなんやけど…」
り「村上先生？！」
りかこはびっくりして 目を丸くしていた
「うん…」
と 頷いた後、私はここ最近あったヒナ先生とのことを 細かくりかこに伝えた
準備室で勉強を教えてもらったこと
私を下の名前で呼んでいること
こっちはヒナ先生って呼んでること
廊下を通る時 じーっと見ちゃうこと
他の女子が勉強を教えてもらうことについて
おもしろくおもわないこと
そして
たまーにドキドキしちゃうこと。
ぜーんぶ話した
「どう思う？」
り「え？それもう完全にソレやん」
はぁ？とでも言いたそうな顔で私をみるりかこ
「ソレって？」
私の発言に はぁっ とため息をつく
り「鈍感やなぁ。
あんたそれ、村上先生に恋してるんやで」
えっ…？！いま何と…？！
「そそそ、そんなわけないって」
り「いや、100パーセントある」
私がヒナ先生を？好き？
り「そんなん聞いてたらわかるわ。めっちゃ好きやん。」
そういいながらニヤニヤするりかこ
「そうなんかなあ…」
先生に恋なんて…私もなんて無謀な…
やっぱり周りの目も気になるしな…
「もし、そうやとしたら引く？」
と 恐る恐る聞いてみる
り「いや、全然。むしろ応援するで？」
私の心配とは裏腹に りかこはニコッと笑ってくれた
「まだわからんから、自覚したら りかこに報告する。それまで待ってて。」
と 私が言うとりかこは ほっぺたの横でＯＫサインをした
はっきり ヒナ先生のことが好きのかはわからん
だってヒナ先生は教師やもん
私の話を聞いて りかこが嬉しそうな顔をする中、わたしはずっとこのことで頭がいっぱやった
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まい(プロフ) - 更新頑張って下さい！楽しみにしてます！この作品大好きですっ！！長々とすいません… (2016年4月19日 18時) (
レス) id: 942be8ed45 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - この作品すっごくキュンキュンします！読んでるだけでドキドキして次のページではどうなってるのかな？どんな展開になるのかな？とすごくワクワクしながら読んでます！この作品を見てちょっとずつ村上さんを好きになってる自分がいます← (2016年4月19日 18時) (レス) id: 942be8ed45 (このIDを非表示/違反報告)
__OrangeEighter - 更新頑張ってください！雛ちゃんが先生って発想素敵⌒★ (2015年11月26日 22時) (レス) id: d0736ad465 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2015年11月23日 0時) (携帯から) (レス) id: 610df01edc (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - まりもさん» いやあ！私もですよ！！さて主人公は満点をとってデートできるのか．．．乞うご期待！！ (2015年9月28日 21時) (レス) id: cf443e0b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぴ
| 作成日時：2015年9月13日 20時
