１１. 幼なじみの勘 ページ11
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り「ほんじゃあ 私ここ教室おるから」
「ん！行ってくる！」
りかこは日直の当番のため 今日は放課後残って日直のお仕事
その間に私はヒナ先生にプリントを出しに行くのだ！！！
教室を飛び出して 階段をかけ降りる
階段を降りて右に曲がれば 準備室はすぐそこや！
そう思って いつものように階段を降りてから 右に曲がると 準備室が見えた
でも、
準備室の前には5〜6人の女子が世界史のワークを持って たまっていて
女「村上先生はやく来ないかな〜」
とか
女「至近距離で質問できるとか！やっば！」
みたいな話で盛り上がってた
なーるほど
あんたたち ヒナ先生に質問するわけね…
なんやろ
なんかちょっとつまんない感じ
それにあの輪の中に混じる勇気もないし…
あの女子たちに プリント渡しといてもらうか
そう思った私は そこにいる女子たちに話しかけた
「あの〜…」
急に話しかけた私を見て 女子たちは目を丸くした
女「どうしたんですか？」
まだ私のことを不思議そうな目で見つめる女子たちに 課題のプリントを差し出した
「めっちゃ申し訳ないんですけど、村上先生にこれ渡しといてもらえますか？」
恐る恐るそう言うと
女「あ、全然いいですよ！」
と 快く受け入れてくれた
「ありがとうございます。えっと、2の3の山田です。そう伝えといてください。」
とだけ、早口で言って 私は軽く会釈をしてから 走ってその場を去った
きっとあの女子たち ポカーンとしてるやろうな…
ま、そんなことも気にせず走って階段をかけ上り 教室に入った
すると私の足音が聞こえたのか 黒板を綺麗にするりかこが 私の方を向いた
り「あんた、はやくない？」
「まあね」
そらそうや。
目の前にいた女子たちにプリントわたして 走って帰ってきたんやから
はぁ…と思わずため息をついてしまう
いかんいかん、ため息はいかん！
と、心の中で唱え ほっぺたをギュッとつねる
てか何でため息とかはいてんねん
気持ち悪いわ、じぶん
なんてずっと1人で考えてたら
り「あんたなんかあったやろ？話聞いたるから、座って待っといて」
って急にりかこが言った
「な、なんで？」と聞くと
り「幼なじみの勘や。」
と言ってニコッと笑い ピースをした
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まい(プロフ) - 更新頑張って下さい！楽しみにしてます！この作品大好きですっ！！長々とすいません… (2016年4月19日 18時) (
レス) id: 942be8ed45 (このIDを非表示/違反報告)
まい(プロフ) - この作品すっごくキュンキュンします！読んでるだけでドキドキして次のページではどうなってるのかな？どんな展開になるのかな？とすごくワクワクしながら読んでます！この作品を見てちょっとずつ村上さんを好きになってる自分がいます← (2016年4月19日 18時) (レス) id: 942be8ed45 (このIDを非表示/違反報告)
__OrangeEighter - 更新頑張ってください！雛ちゃんが先生って発想素敵⌒★ (2015年11月26日 22時) (レス) id: d0736ad465 (このIDを非表示/違反報告)
柚葉 - 続き楽しみにしてます！更新頑張って下さい！ (2015年11月23日 0時) (携帯から) (レス) id: 610df01edc (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぴ(プロフ) - まりもさん» いやあ！私もですよ！！さて主人公は満点をとってデートできるのか．．．乞うご期待！！ (2015年9月28日 21時) (レス) id: cf443e0b0d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぴ
| 作成日時：2015年9月13日 20時
