22話 ページ25
月島side
細く、きれいな手が僕の腕をつかみズカズカと人のいない方へ進んでいく
その手には痛いってほどではないが少し、力が入っていた
月「僕たち付き合ってるんですからもうちょっと仲良く歩きましょうよ〜」
楓「ふざけないで。」
月「でも誰か見てたらどうするんですか〜」
急に停止した彼女に少し驚く
パンッッ
人気のない廊下に破裂音のようなものが響く
僕の頬が叩かれたのか
叩かれたことよりも、振り返った彼女の怒ったような悲しんでいるような顔にあっけにとられる
楓「なんであんなこと言ったのよ！ふざけないで！」
月「何怒ってるんですか、咲良さんだって菅原さんが早乙女さんのこと諦めたら好都合じゃないですか」
楓「そんなこと頼んでなんかないわ。」
月「どんだけオトモダチのこと大好きなんですか。」
楓「そりゃAは
月「それとも、自己防衛ですか？」
楓「…！」
動揺している
この人も動揺するのか
月「誰かのことを好きになっちゃう自分カッコワル〜い、とか思ってるんですか。」
楓「そんなんじゃないわよ。」
月「じゃあ人と一歩距離を置いていないと気が済まないとか。」
楓「...馬鹿じゃないの。」
動揺している姿を僕は
綺麗だと思った
どんな性癖だよ
もっと
月「図星っぽいですね〜」
もっと
月「昔なんかあったんですか？裏切られたとか。」
もっと
月「いつも余裕ぶってますけど、本当は早乙女さんに嫉妬ばっかりだったりして〜ｗまあどっちみち咲良さんには菅原さんとくっつく勇気なんてないみたいですから無理でしょうけど。」
楓「うるさい！！！」
ああ
綺麗だ
楓「…！！！！」
気付いた時には
唇が重なっていた
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ゆっぺ(プロフ) - あーやんさん» 空手部でした、失礼しました。ご指摘ありがとうございます！ (2017年2月24日 22時) (
レス) id: fa4070a20d (このIDを非表示/違反報告)
あーやん - 空手部か柔道部どちらに所属しているのですか？ (2016年11月5日 13時) (レス) id: 676793f70d (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぺ(プロフ) - ☆桃李☆さん» 自分の事ながら私も「ちょっと違う…？」と思うところ多々ありました、完全な力量不足です、すみません…。もっと菅さんらしさを自然に感じて貰えるよう頑張ります!貴重なご意見ありがとうございます! (2016年1月13日 15時) (レス) id: e295a210ed (このIDを非表示/違反報告)
☆桃李☆(プロフ) - 菅さんの口調違いますね (2016年1月2日 8時) (レス) id: 31064fc044 (このIDを非表示/違反報告)
ゆっぺ(プロフ) - ハクリュー(ポケモン)さん» いつも見ていただいてありがとうございます！気付いていませんでした、ご指摘ありがとうございます汗 (2015年12月22日 14時) (レス) id: 6545e2c577 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆっぺ | 作成日時：2015年10月14日 15時
