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ジョングクさんと二人きりのリビング。
ホソクさんが淹れてくれたコーヒーを飲みながらキーボードを叩いていく。
本当はこんなリスクがある事したくなかったけれど締切に間に合わせるためには致し方ない。
ジョングクさんはヘッドフォンをしながらゲームの画面に夢中だし、私の事なんか気にも留めてないだろうし。
とにかく、今は目の前のこれに集中しなければ…
JK「…あの、」
「…はい？」
JK「……本当にアニオタ、なんですか？」
どくり。
心臓が跳ねた。
PCの画面からゆっくりと顔を上げるとジョングクさんはゲームの一時停止をしてこちらへ向き直る。
「あ、アニオタですよ…？何言って」
JK「なんか……胡散臭いんですよね」
「う、胡散臭いって…！」
JK「アニオタならホビヒョンと一緒なんだし勿体ぶる事ないのにすんなり言わなかったですよね？…まるで本当は違うみたいな態度だ」
コントローラーを置いたジョングクさんは立ち上がり私の居るテーブルまで近付いてくる。
と、
「！！」
JK「…目的はなんですか？つーかオタクじゃないですよね？」
バン！と音を立ててテーブルに手をついたジョングクさんの影は大きくて私をすっぽりと覆ってしまう。
落ち着け。
ハッタリだ、こんなの。
「か、勘違いじゃないですか？私は、」
JK「しらばっくれるんですね…なら、テヒョンイヒョンがアンタの部屋から出てくるところ見たって他の皆にバラしましょうか？」
「！？」
な、なんでそれを知っている。
JK「残念だったな、2階の俺の部屋からアンタの部屋は丸見えなんだよ」
ジリジリとにじり寄るジョングクさん。
JK「何してた？本当の目的は何だ」
「わ、私はアニオタではない…けど本当にオタクで！テヒョンさんは知らないうちに部屋来てただけです！」
JK「んな話信用できるか！じゃあなんで隠してんだよ」
「そ、それは」
そういう契約なんだもん。
JK「アンタが正直に言えばヒョンの事は黙っててやるよ」
それは天使と悪魔、どちらの囁きなのだろう。
JK「…どうする？」
私の顔を覗き込んだジョングクさんは、意地悪そうな顔でニヤリと笑った。
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ピョル☆(プロフ) - 優里さん» ありがとうございます💕コメント励みになります！これからも楽しんでいただけると嬉しいです😌💜 (2021年12月9日 0時) (
レス) id: 49ff88afc5 (このIDを非表示/違反報告)
優里(プロフ) - 初めまして。すごく面白くて更新楽しみにしてます！こんな素晴らしい作品初めてです！応援してます！ (2021年12月8日 14時) (レス) id: 72a635a728 (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - きーさん» こちらのミスで続編が出てますが次の更新のタイミングでパス外すのでもう少々お待ち下さい😌 (2021年12月8日 1時) (レス) id: 49ff88afc5 (このIDを非表示/違反報告)
きー - 続きが見たいんですが、どうすれば見れますか⁈ (2021年12月8日 1時) (レス) id: 235a2ef37a (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - 凛音さん» ありがとうございます💜これからも楽しんでいただけると嬉しいです💕 (2021年12月8日 0時) (レス) id: 49ff88afc5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピョル☆ | 作成日時：2021年11月23日 13時
