不器用なカリスマ ページ29
JM「はい、じゃーまず保湿ね」
「保湿？」
JM「そ、いつも何使ってる？」
「何って…ドラッグストアでてきとーに買ったのをお風呂あがりにバシャってしてる」
JM「色々と言いたい事あるけど一旦スルーするね。クリームは？」
「うーん、生クリームってあんまり得意じゃないんだよね」
JM「Aの食の好みは聞いてない」
「クリームって他に何があんの？」
JM「…まさかとは思うけど化粧水の後何も塗ってないの？」
頷くと卒倒しそうになるジミン。
え？そんなに？
JM「…怖い、この情報化社会で、こんなにもコスメや美容の知識で溢れかえっている中、ここまで無頓着な奴がいるなんて」
ねぇ、お願いだからそんな野蛮人を見るような目で私を見ないで。
「だってよく分かんないもん…色々売りすぎでしょ化粧品メーカー」
JM「にしてもAは無関心過ぎ、ほらここ座って」
シンデレラくらいしか使わなそうな豪華なドレッサーに座らされジミンが私の前髪をピンで留めていく。
JM「スチーム当てて…しつこいくらいに化粧水つけたらきちんとクリームで蓋をして！じゃないと意味ないから」
「ほーん…化粧より時間かけるんだね」
JM「そう、お肌がよくないと化粧ノリが変わるからスキンケアが1番大事なの」
乾いた大地に水が染み込むように、乾燥していた私の肌はみるみるうちに蘇っていく。
「おー…なんということでしょう…枯れ果てた大地に新緑が芽吹いたかのようです」
JM「自分の乾燥肌を劇的ビフォーア○ターみたく言うな」
保湿が終わると手早く髪の毛を巻かれる。
「器用だね〜…コテなんか私全然使えないよ」
JM「慣れたら簡単だよ？せっかく綺麗な髪なんだから巻いたりすればいいのに」
そうなの？
さらりと「綺麗」とか言われると不覚にもときめく。
こういう台詞、今度の作品にも取り入れてみようかな…
JM「なに？」
「いや何でもない」
髪を巻き終わるとようやくメイクが始まる。
目を瞑りながらよく分からない液体を塗られ顔の上をブラシが滑っていく。
…やる事がないし目も開けられない。
暇だ。
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ピョル☆(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！どうしても感動の空気をぶち壊すイメージしか浮かびませんでした😂不定期更新になりますがお楽しみいただければ嬉しいです💕 (2022年2月15日 23時) (
レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - しゅきさん» ありがとうございます！書いてて楽しかったです😂一段落しましたがまだ続くのでお楽しみいただければ嬉しいです💕 (2022年2月15日 23時) (レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！今後は不定期更新になりますが、一応まだ続くのでお楽しみいただければ嬉しいです！ (2022年2月15日 23時) (レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後まで面白かったんですけどラストのテヒョンのこっくりさんで全部持ってかれました笑笑面白いお話、ありがとうございました！ (2022年2月15日 8時) (レス) @page50 id: ea117449c8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅき - 完結おめでとうございます！！😆✨夢主のツッコミだったりメンバーの行動がとても面白かったです！！当分はロスると思うのですが笑笑とても面白かったです。ありがとうございました！！😊 (2022年2月14日 23時) (レス) @page50 id: cbd4559a08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピョル☆ | 作成日時：2021年12月8日 0時
