MISSION:ナムジュンを救え ページ16
徹夜のアニメ鑑賞会から数日、担当さんとの打ち合わせから帰ると珍しくナムジュンさんが頭を抱えていた。
「あれ？ナムジュンさん早いですね今日」
RM「…あぁ、Aさん…おかえりなさい」
随分と元気がない。
しおれたナムジュンさんはいつもより一周りも二周りも小さく見える。
「あの…何か悩みでもあるんですか？元気がないみたいですけど」
RM「それが…ちょっと困った事になりまして」
「困った事？」
RM「実は…」
ナムジュンさんがため息まじりに話し始めた。
なんでも、ナムジュンさんが懇意にしている取引先の方とサバゲーの話で盛り上がったらしく。
今度の休みに一緒にやらないか？とのお誘いがありナムジュンさんも「オフでも遊べるサバゲー仲間が増えるなら」と快諾したらしいのだ。
「え、それの何が問題なんです？」
RM「その…相手が『どうせなら何か賭けませんか』と」
「賭け？」
もしナムジュンさんが勝てば今契約している商品の他に、売り出し中のナムジュンさんの会社の新商品の契約もうまく行くよう上に掛け合ってみるとの事。
しかし、もしナムジュンさんが負けたら。
「…次から今の半値の値段で売ってくれ！？え、本気で言ってんですかその人」
RM「そうなんです…チェさん…あ、その取引先の方なんですけどもう何年もウチのお得意様で…無下にする訳にもいかず…かと言って半値で売るなんて赤字になってしまいます」
「で、でも！勝ったらいいんですよね？」
RM「はい…でも話を聞いているとチェさんはかなり腕のたつ方のようで…会社で自分以外サバゲー経験者がいないのでもうどうしたらいいのか…」
「ああ…なんで2つ返事でOKしてしまったんだ…」とうなだれるナムジュンさん。
「ナムジュンさん、それって会社の方じゃないとダメなんですか？」
RM「え？いや、知り合いなら誰でも大丈夫ですが…」
ナムジュンさんの言葉にほくそ笑む。
いるじゃないか…我が家に頼もしい助っ人が。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ピョル☆(プロフ) - りんさん» ありがとうございます！どうしても感動の空気をぶち壊すイメージしか浮かびませんでした😂不定期更新になりますがお楽しみいただければ嬉しいです💕 (2022年2月15日 23時) (
レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - しゅきさん» ありがとうございます！書いてて楽しかったです😂一段落しましたがまだ続くのでお楽しみいただければ嬉しいです💕 (2022年2月15日 23時) (レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
ピョル☆(プロフ) - かなさん» ありがとうございます！今後は不定期更新になりますが、一応まだ続くのでお楽しみいただければ嬉しいです！ (2022年2月15日 23時) (レス) id: 01b19ab289 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 完結おめでとうございます！最初から最後まで面白かったんですけどラストのテヒョンのこっくりさんで全部持ってかれました笑笑面白いお話、ありがとうございました！ (2022年2月15日 8時) (レス) @page50 id: ea117449c8 (このIDを非表示/違反報告)
しゅき - 完結おめでとうございます！！😆✨夢主のツッコミだったりメンバーの行動がとても面白かったです！！当分はロスると思うのですが笑笑とても面白かったです。ありがとうございました！！😊 (2022年2月14日 23時) (レス) @page50 id: cbd4559a08 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ピョル☆ | 作成日時：2021年12月8日 0時
