好きの2文字 【中務裕太】

このまま ページ18

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裕太「落ち着いた？？」


あれから五分経ったのかな、裕太先輩は私から体を離した

温もりが消えて少しさみしい


『はい、、ありがとうございます』


裕太「俺が来てなかったら大変なことになってたからほんまに良かった…」





そうホッとしたような顔をした先輩と目が合うとドクンと心臓が跳ねた







『先輩…好「あ！裕太くん居った！！！」






私が言いかけた言葉は駆けつけて来た龍友先輩によって遮られた

その後に続いて玲於が教室に入ってきた

私…今何言いかけてた？


口に出そうになった言葉はあの2文字だった





龍友「Aちゃん大丈夫か！？」

玲於「あいつ後で殴ってやる」


『わっ、私は大丈夫だから、、。2人ともありがとうございます』


玲於「そんなに涙目なのに？」


『さっき泣いただけで今は大丈夫だよ』


龍友「ほんまに？？？大丈夫？」


『もう…泣 大丈夫って言われたら泣いちゃうからやめてください泣』


裕太「龍友くんせっかく泣き止んだのになんでまた泣かせるん！」


そういうと私の頭に手が置かれた


『その手も泣いちゃうんやめてくださいよ先輩！』


裕太「あーあーごめんごめん笑」





龍友「とりあえず職員室に行って報告しに行こか。なぁ玲於」


玲於「なんで俺なんすか」


龍友「そんなんいいやん！はよ行こ！」



2人は慌ただしく外に出て行った





その光景を笑って見てると






裕太「そういえばAちゃん何か俺に言いかけとったよな？」

「どしたん？」





あっ、、、そうだった。私好きっていいかけてたんだ





このままいってしまおうか。


でも私は先輩とこのままの関係がいい。


楽しく過ごせてればそれでいい。


少し目の奥が熱くなった





『いえいえ！なんでも無いですよ！気にしないでください！』



裕太「えーーそこまで言われたら気になるやん」


『なんでもないですって！笑 皆のところ戻りましょ』


裕太「まぁAちゃんが元気ならええや笑行こか」





これでいいんだ。

先輩が卒業したらこの想いは消える。

あと3ヶ月。このままで大丈夫。うん。












ちょっと時間ずらしました！！！！
すみません汗 作者

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