9人のお金持ち達と1人のヤンキーちゃん (ページ4)

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#you

その後色々手続きをして

『やっと終わった～』

にしても資料の量が多すぎる

字を書いたのが久々すぎて手が死んだ←

薮「おぉやっと終わったか～」

薮「んじゃ､今日は帰っていいよ」

『え？』

中「転入生は入学手続きが終わったら帰ってOKなの！」

なんだそれ､緩すぎる学校だな

『んじゃ､帰りますね』

薮「あしたは遅刻しないように！」

『げっ』←

遅刻したのバレてないと思ったのに！！！！

そして薮さんの笑顔がとても怖い｡

『ハハッ…じゃまた明日』

逃げるように生徒会室から出てった私

それを追いかけるように誰かが付いてくる

？「まって！忘れ物！！！」

『え？』

振り向くとそこに居たのは有岡さん

有「カバン忘れるとかドジなの？」

『失礼な！どうもありがとうございました！』

有「えぇ！怒らないでよ！！」

忘れ物届けに来てくれのは嬉しいけどドジなんて言われて少しムカつくね！！！

有「昇降口まで送ってくよ！」

『大丈夫です』

そう言ってパタパタと歩きだす私

右に曲がろうとした時…

有「そこ右じゃないよ！！」

後ろから聞こえるデカイ声

そしてパタパタと走ってくる足音

有「やっぱりついてく！迷子になられても困るし！」

すっごいキラキラした笑顔で見つめてくる彼

なんか仔犬みたいな人だな～～

『じゃ､今日だけお願いしますね』

有「まかせてっ！」

それから昇降口までいろんな話をした

お金持ちは大変だーとか

伊野尾慧さんは変態だーとか←

この人はとりあえず元気な人なんだなーって思った

有「ここまで来れば大丈夫だね」

『ありがとうございました』

有「いえいえ！ねぇ､今度はAちゃんの話も聞かせてね」

『え、わかりました…？』

有「なんで疑問形なのさ(笑)まぁいいや！」

有「じゃ､また明日ね！！！」

『はーい』

私が門から出るまで見ててくれた有岡さん

そんなに長い時間いた訳じゃないのになんか有岡さんの事が沢山しれた気分

____ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰ(着信音)

ディスプレイを見ると《北山宏光》の文字

北山宏光は私のヤンキーグループ手下

まぁ後2人いるけど後で紹介するね

《もしもーし》

北《学校終わった？》

《終わった》

北《急で悪いんだけど攻めてきたよ》

《…急いで帰る》

…

…

この時北山の話を無視してたら？

君との関係は変わってたかもしれないのにね