逃がさないよ（GENE）

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涼太said









やれやれ、龍友くんってホント適当だよね。w









急に俺に髪切れって…









最初はマジで驚いたよ。まさかこんなコト言うとは誰も思ってなかったし









案の定、女の子も口開けて驚いてるようだし









なんか、俺も面白くなってついつい









乗り気になっちゃったw









さて、みんなも顔気になってるだろうし






さっさと終わらせるか。









まず、どうしょっかな？ハサミはナゼか裕太くんが持ってたからイイとして。
って裕太くんなんでお昼にハサミ持ち歩いてんだろ？謎が深いなぁw









って裕太くんの話はいんだよっ！笑









問題はこの子なわけで、、、









メッチャ嫌がってるぽいんだけど、









そりゃあそうだよね。









髪は女の命って言うぐらいだし。









まぁここまで来て逃げるのもアレだし

龍友くんかメンさんなんかに捕まえといてもらうか。









『メンさーん、龍友くーん、ちょっとこの子抑えといてねぇー。』









そう言ってメンさんと龍友くんがその子の両腕をガッチリ抑える。









最初は抵抗してたけど、無理だと思ったのか少しして大人しくなった。









『いい子だねぇ笑』









そして、その子の眼鏡を取った。








アレ？！コレ度が入ってないじゃん！




まさか、だてメガネ？！









でもなんでこんなのつける意味が？









『コレ、だてじゃんw』









そしたら、隼が反応して俺の手からだてメガネを奪いとった。









隼「ヘェ〜！！ホントだっ！？ボヤけないw」









自分に掛けて興奮してるしw









じゃあ、前髪切りますか！？









女の前髪を掴み丁寧に切った。









「……」









女は黙ったまま何も言わない。









そして、最後の仕上げをした。









切るのに夢中で女の顔を見てなかったと思い、改めて女の顔をみた。









『…』









俺は言葉を失った。

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