二十話 ページ21
｢…俺は無益な戦いはしねぇ主義なんだがな。｣
｢へぇ、そりゃあ可笑しいな。｣
｢…何がだ。｣
私は挑戦的な目をして、覇気を放ちながら言った。
｢お前の父親は喜んで乗ってきたぞ。｣
｢…！！｣
少し考えた後、私の考えている事がわかったようだ。
｢…お前…、何故知ってる…｣
｢そうだな、お前が勝ったら教えてやる。｣
そういった瞬間突っ込んでくるエース。
親父の事言ったら突進してくるだろうと踏んでいたが、大正解。
｢まぁ、落ち着けエース。｣
私は彼の後ろに回り、両肩に手を置いて言った。
｢落ち着いてる！｣
｢落ち着いてねぇだろ…、よっ。｣
私は両足を引っ掛けてエースを転ばせた。
｢ってぇ！｣
あ、どうやら頭を強くうったらしい。
そこで、私は倒れた彼に馬乗りになり、頭に手を置く。
｢大丈夫か？｣
｢あぁ、大丈夫…、ってそうじゃねぇよ！！どけ！火拳！！｣
｢おっと、結構素早いな…｣
だが、私の能力を使うための条件は揃った。
その人の名前を知っていること、そしてその人の部位に触れること。
｢…エース、気付いてるか？お前は既に詰んだことを。｣
そう言って私は悪魔の実の能力で本を出す、まぁ所謂台本ってやつだ。
｢これ以上はやめとけエース！殺されちまうぞ！｣
んなっ！物騒だなぁ…
｢殺しはしないさ、ただ…、全治３ヶ月ってとこだな。じゃあ行くぞ。
そう言って本を開く。
そして本に挟んであった専用のペンで書き進める。
｢…そうだな、
ー青年エースは非常に勇敢な青年でしたが、彼の頭上だけが黒い雲で覆われ、少女Aがクラッシュと言ったあと雷が落ちまっ黒焦げになってしまいました。命は落としませんでしたが、その代わり全治３カ月の大けがを負いました。ー
っと、こんなもんだろ。｣
そう言って、本を閉じた。
途端に誰かが叫ぶ。
｢おい！エース上！！｣
｢は？…んなっ…、嘘だろおい…｣
エースの頭上には真っ黒の雲が立ち込めている。
｢ー少女は落雷を落とす前に一言、ずっと言いたかったことを言いましたー｣
｢…ずっと言いたかった事って、なんだよ。｣
｢……『ごめんね。』｣
｢！！｣
｢クラッシュ！！｣
そう言うと、エースめがけて落雷が落ちる。
エースはまっ黒焦げになって倒れた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
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ゆんゆん(プロフ) - ヒステさん» コメントありがとうございます、シャンクスかサボですね？考えておきます、ただ、必ずしもそうなる訳では無いので…、他の方の意見も知りたいので、ある程度コメントが集まって、その時一番多いキャラクターにしようと思っています、リクエストありがとうございました！ (2018年7月11日 7時) (
レス) id: e1292036e9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒステ - シャンクスオチかサボ落ちにしにてくれると嬉しいです〜〜！推しが、、、、小説が少なすぎて、、、足らんっ！ (2018年7月10日 18時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆんゆん | 作成日時：2017年7月18日 23時
