十五話 ページ16
｢…さ、そろそろ夕方。宴の準備をしないとな、カイトとアンナ、お前らそこにいるんだろ？｣
ドアを見ながら言うと、ガタガタ音がした。
相変わらずわっかりやす！！
｢みんなに宴だと伝えておけ。｣
｢｢了解！！｣｣
そう言ってドタドタ走り去っていった。
｢…さーてと、準備ができるまで何しようか…｣
｢…お兄さんの腕の中、なんだかすごい安心する…｣
お兄さん…、か…
｢…えーっと、ロビン？｣
｢…私、何か変な事言った？｣
きょとんとこっちを見るロビンに、私は正直に伝える。
｢…私、女…｣
｢ぅえっ！？あ、ご、ごめんなさい…｣
｢…いや、別にいいさ。元々服は男物だしな。｣
そう言うと、ロビンは聞き返してきた。
｢…お姉さん、どうしてこんな包帯だらけの男物の服を着ているの？｣
｢女だと舐められるかもしれないからな。｣
｢じゃあ女の姿のお姉さんって美人さん？｣
おぉ…、び、美人なのかな…？
まだ誰にも見せたことないんだけど…
｢さぁ、まだ誰にも見せた事がないんだ。｣
｢そうなの！？｣
うわ、キラキラした目になった…
｢見せて！｣
｢…んー、まぁいいけど…｣
｢やった！一番乗り！｣
誰にも言わないことを条件に、私は初めて顔を見せた。
｢わぁ……、お姉さん美人だねぇ…｣
び、美人なんだ…
｢そうか？私的には別に普通だと思うんだが…｣
｢すっごく美人だよ！｣
そう言って笑う。
ロビンがそう言うなら、私って美人なのかな…
そう考えていた時、ノックの音が聞こえた。
｢船長？フロワですが、入りま｢あー！お兄さんダメダメ！！船長さんはお取り込み中！｣お、その声はあの子か、オメェ名前なんて言うんだ？｣
｢ろ、ロビン！｣
｢んじゃロビン、お風呂湧いたのでお先にどうぞって伝えておいてくれ！｣
｢分かった！｣
せ、セーフ…
多分、フロワは私の事女だってわかってるからわざわざ声かけてくれてるんだろうけど、姿までは知らないだろうしな…
｢風呂か……、そうだ。一緒に入るか？｣
｢！入る！｣
そんなこんなで一緒のお風呂。
｢…船長さんってズルい。｣
｢？急にどうしたロビン。｣
普通に楽しく入っていたはずなのに、いきなりズルいと言われ首を傾げる。
｢…だって、美人でスタイルよくて出てる所は出てるじゃん。｣
｢いや、だってお前まだ１０だろ。｣
急に何を言い出すのかと思った…
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- 恋愛運: ★★★☆☆
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ゆんゆん(プロフ) - ヒステさん» コメントありがとうございます、シャンクスかサボですね？考えておきます、ただ、必ずしもそうなる訳では無いので…、他の方の意見も知りたいので、ある程度コメントが集まって、その時一番多いキャラクターにしようと思っています、リクエストありがとうございました！ (2018年7月11日 7時) (
レス) id: e1292036e9 (このIDを非表示/違反報告)
ヒステ - シャンクスオチかサボ落ちにしにてくれると嬉しいです〜〜！推しが、、、、小説が少なすぎて、、、足らんっ！ (2018年7月10日 18時) (レス) id: 8fad14733d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆんゆん | 作成日時：2017年7月18日 23時
