クロロの姉は驚くほどにかっこいい。 (ページ6)

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四話ページ6

みんなが一気に森へと向かった中、私も豚を狩るために森へ行った。

私は昔から料理が得意、だけど面倒くさいから豚取りはヒスイに任せる。

その後、文句言いながらちゃんとやってくれて、豚１匹持ち帰ってきた。

…ヒスイを置いて。

「あ、レイラ！ヒスイは？」

「豚狩り過ぎたから譲ってた。」

そう言うと、頬をふくらませて言った。

「…どうせまた数教えるの忘れたんでしょ。」

「あは！バレた？」

「バレバレ！何年一緒にいると思ってるの～？」

やっぱり、わかっちゃうんだな～

そう思いながら私は料理に取り掛かる。

その後、料理がもう少しで完成するって時にヒスイが帰ってきた。

「あっ！ヒスイだ！おかえり～」

「ただいま。」

そう言って、あとは静かにしてくれる。

私が集中できるように静かにしてくれている、それをひしひしと感じてめちゃくちゃ嬉しい。

「……さて！出来たよ。」

そう言って私たちに差し出すと、思わず声が漏れたようだ。

「……美味しそう…」

「食べるなよ！？」

新しいのを作るからと、なんとか我慢させて持っていく。

試験は合格、まぁ当たり前っちゃ当たり前かな。

「レイラ！料理！」

「はいはい、もうちょっと我慢！」

そう言って作ると、すごいスピードで食べていた。

「わぁ！美味しそう！」

しばらくすると来たあの４人組。

…あることに気が付いた、何故かAが食べながら何かを警戒している。

…恐らく、蜘蛛の敵がいるんだろうな。

Aは優しいから、自分がしっかりしなきゃって思ってる。

本当に、ヒソカに似てない。

その心は、まるで強化系。

仲間思いで、ちょっと単純で、一途。…まぁ、気まぐれな時もあるけど。

…本当に、強化系みたいな性格してるよ…