クロロの姉は驚くほどにかっこいい。 (ページ4)

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二話ページ4

「……おろ？」

ハンター試験会場に来たはずなんだけど……

「…誰もいない…、だと…？」

「いますよ。」

「うわっ！？」

声がしたと思ったら、ま、豆？みたいな人が話してた。

「貴方が早いだけです。と、言うことでナンバープレートも一番になります。」

「マジか～…」

仕方ないなぁ…

そう思いながら、気長に待つ。

そのうち、Aもヒスイも来て、暇ではなくなったけど、Aはヒソカの所に行ったし、ヒスイはイルミの所に行った。

…私、ぼっちだな～

仕方ないので、私は結局最後まで一人で走った。

その為、二次試験についたのが一番最初だった。

「うあー、暇だぁ！」

そう言いながら、私は木の上でプラプラと足を動かす。

…そう言えば、電話で言われたっけか…

．

フェイタンに叫ばれて、頭と耳が痛くなった後、フェイタンに言われた。

『レイラ！アイツが携帯忘れて行て電話出来ないね！強い事は知てるけど、ワタシ心配で仕方無いね！だから見張りするね！』

「えぇ？何でそんなこと…」

面倒臭いなと考えながら、まぁ仕方ないかなと承諾した。

「いいけど、後で何か奢ってよ。あとアジト破壊するのやめろ。」

『う、わかたよ。』

渋々そう言って、電話がクロロに戻った。

『あー、レイラ、電話の件１日１回って言ってたよな？３回じゃダメか？』

「はぁ！？そんな電話してらんないっての！１日１回のはずでしょ！」

『うっ、この通り！俺は姉さんが心配で…、っておいマチ！』

…どうやらマチと電話の取り合いしてるらしいな。

それにしても、マチが私になんの用だろ…

『あ、もしもしレイラかい？』

「マチ？どうした？」

『いや、ハンター試験大丈夫かと思ってね。』

え、わざわざその為だけに電話を…

「…マチ優しいじゃん！そうだね、今の所は大丈夫かな。」

『そうかい？ならいいんだけど…、つらかったらいつでも連絡してきていいんだからね？』

電話越しに、その手があったか！なんて聞こえてくるけど、もしそんな時が来たらマチに電話しよ。

．

…そう言えば、ヘルキャットちゃんを監視しなきゃいけなかったんだっけ……

えーっと、あ。

「いた。」

今さっき来た大勢の中に、魔女っ子ちゃん。

「レイラー！」

「あっ！ヒスイ！」

そう言いながら木から飛び降りて、ヒスイと話しながらAを待った。