ケンカするほど ((横山 ページ3
．
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「おい、デブ」
横「は？誰がイケメンじゃ、やめろや」
「イケメンなんか言ってないわ！あほ！」
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なんやねんこいつ！
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あ、どうも、
横山です…
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ちなみにこのうるさい女は、
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中学のころからの同級生の、A。
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美容師になるために東京きてて、
修行のために
俺のメイクさん、やらしたってんねん
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さすが俺、優しい。
かっこいい。
いけてる。
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「だまれよナルシスト」
横「おまえちょっとぐらい感謝しろや！」
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ほんっまむかつくわ！
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普段こんなにむかつくくせに…
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「あ、ヨコ、前髪ちょっといじっていい？
その前髪やとせっかくかっこいいのに、
もったいない。」
横「っえ！？///
…あ、あほ、俺はいつでも、かっこいいわ…///」
「はいはい、笑」
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こういうこと、言ってくんねん…
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なんやねん、普段けなしといて、
散々デブやらいっといて、
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“かっこいい”って…
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ツンデレかっ！///
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腹立つわ！
くっそ可愛…あ、違う違う違う、可愛くなんかないで、そんなん微塵も思ってないし…！
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とにかく腹立つねん！
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バシッ
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横「痛っ！なんすんじゃ！」
「なんか失礼なこと考えてる顔してたから」
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丸「ゆうちん、次撮影やで〜」
横「お、今いくわ」
「頑張ってこいよ！」
横「あ、当たり前じゃ…///」
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バタンッ
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丸「ゆうちんも素直じゃないなぁ笑」
「ん？なにが？」
丸「んふふ、こっちの話〜」
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横「なんなんや、この胸のチクチクは…」
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俺がこのチクチクの正体に気付くのは、
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もうすこし、
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先のお話
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横「(飯にでも…誘ったろっかな…///)」
「(ヨコ、仕事頑張ってるかな〜)」
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作者名：ゆん。 | 作成日時：2017年3月28日 1時
