JのPrincess。 (ページ26)

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廉「熱やば、、、陽向、ごめんな、、」

「廉、車出して…」

輝と陽向はいつも2人で勝手に遊んでるから全く見ていなかった。

最悪だ…私のせいで、、

陽向は呼吸止まるんじゃないかってくらいずっと泣いてる。

そりゃそうだよね…。

可哀想に、というより、私の責任なんだけどさ。

陽輝「輝はお兄ちゃんと待ってよっか。」

「ごめんね、ママ達いつ帰れるか分かんないからご飯2人で買って食べてて、あとでお金は渡す。じゃあ陽輝よろしくね」

時刻は16:00。私は家を出た。

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「す、すいません！息子が高熱で、、」

看護師「少々お待ちください！すぐに医師を呼んできます！」

廉「…A？」

頭が真っ白になった。

その瞬間気が抜けてふらっとした。

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廉「A…大丈夫？」

「え？廉、、？」

廉「俺ほんまに心配したんやで、、っ、」

「っ、、泣かないでよ笑」

自分に何があったかよくわかんないけど

きっとあの瞬間倒れたんだろうな、私。

ほんとに体弱いから。

でも、廉が泣くほど酷かったのかな？と思うと少し怖い。

廉「A、倒れた時意識無かったんや。しかも軽く頭打って。でもちゃんと起きてくれてよかった。」

「そうなんだ…。陽向は大丈夫？」

廉「陽向は大丈夫。ただの熱だけど、41.2℃の高熱だったから、3日間入院やって」

「…何回も辛い思いさせて悪いな」

廉「それは俺にも責任があるから、A1人で抱え込まんくてええねんで。」

陽向は私に似て体が弱い。

産まれる前は心臓が悪いんじゃないかって言われて何回も検査をした。

でもどこにも異常なく生まれてきてくれた。

それまではよかったけど、、

熱中症とかを始めとして、、1番酷かったのは体に膿が溜まってしまう病気になったこと。

廉「A、母親がそんなんでどうする？困った時はちゃんと俺を頼ればええんや。」

「廉、でも迷惑かけすぎちゃう、そんなに頼ってばっかりだと…」

廉「それが夫婦やろ？夫婦で支え合って行けばきっと幸せになれる。」

陽輝「よっ！永瀬廉！！！」

廉「あーもうお前タイミング悪いとこで来たなあ！」

これからもよろしくね、廉。

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