【stxxx】 ねぇ、試しに付き合お？【桃】

お試し11日目 ページ12

葵side

なにあの空間…
私思いっきり邪魔者じゃん。
さとみもAも会えた瞬間めちゃめちゃ嬉しそうな顔してたよね。。

葵「なんにしようかな」

材料買わなきゃだよね
なにがいいかな
さとみいるしハンバーグつくってもらおうかな

家の前につき深呼吸をして自分を落ち着かせる。
泣いちゃダメ。泣いちゃダメ。

がちゃ。

葵「ただいま〜」

さ「お！おかえり〜」

部屋からはさとみの声しかきこえなかった。

葵「あれ？Aは？」

さ「あ〜、なんか帰ったよ」

はっきり言って嬉しかった。これ以上さとみとAを一緒にいさせたくなかった

さ「それよりさ、葵ちょっときて？」

そう言われさとみの横に座らせられる

さ「あのさAさんとも言ってたんだけど昨日から葵の様子おかしいよな？なにがあったんだ？」

葵「べ、別になんもないよ！」

さ「なんもないわけないだろ。Aさんも心配して今日家に来てたっぽいぞ」

そうだったんだ…

さ「あんまりAさんにも心配させちゃダメだろ。Aさんまで元気なかったぞ」

え…、なにそれ、Aが元気ないから私になにかあったかきいてるの？
さっきからAさん、Aさんって…

さ「葵？きいてんのか？俺に言いにくかったらAさんでもいいしとにか「うるさいっ！」

さ「葵？」

葵「さっきからA、Aってさとみが言ってた助けた子Aでしょ？」

どうしよう。止まらない

葵「A可愛いもんね。そうだよね。良かったね。Aと私が友達で！紹介しよっか？ちょうど彼氏ほしいって言ってたし！」

葵「なんならもう付き合っちゃえば？Aも助けてくれた人かっこよくて気になってるって言ってたし」

さ「葵？落ち着けって」

あーもう黙って。心配しないで…
話す口が止まらない。

すると

ぎゅっ。

大好きな匂いに包まれる

葵「え、、？」

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