２度目の初恋第２章 (ページ17)

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同じものを嫌いと言える、ということページ17

C「ちゃんと理由があるんだよ」

でた、この顔

ちょっと、わかってきたんだ

自信があったり、ちょっと自慢したい時とか

ちょっと顎を上げて「どうだ！」って顔、するんだ

「理由って何よ」

C「嫌いなものが同じ同士の方が続くんだよ」

「そうなの？」

続くって、何が？

私と、チャンミンの関係が？

でも…どんな関係？友達？それともただの同僚？

C「じゃぁ最後にもう一つ」

「まだあるの？質問？」

C「デザートは何がいい？」

「デザート？」

C「食に関しては同じものを食べて美味しいって言いたいじゃん」

お店を出て、３軒隣のお店でアイスクリームを買ってくれた

私はそれを食べながら

チャンミンはアイスラテを飲みながら

歩いてホテルまで帰った

C「Aが買ってきてくれたコーヒーの方が美味しかったな」

言葉の節々に

ほんのり恋心が芽生えてしまうけど

チャンミンの顔色からは何もわからなくて

なのにチャンミンは

C「アイスひとくち、ちょーだい」

なんて言うから

私の心が透かして見えるの？

あんまり、期待させないで…

いい大人なのに

こんなことで心が奪われていく