今、君を想う 2 【名探偵コナン】 (ページ11)

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「隠れんぼかぁ……そういえばAちゃん、昔から隠れんぼ下手くそだったねぇ」

「アイツ、本当ヘッタクソなんだよ」

そう言って陣平ちゃんは、Aちゃんとの隠れんぼエピソードを話し始めた

「帽子を落としたすぐそばの茂みに隠れてりゃ、そりゃすぐ見つかるのは当たり前だろ？

ってな感じによぉ、Aなんてすぐよ、すぐ」

「そうなの？そんな風に見えないけどなぁ……

そうだ、じゃあAが帰ってきたらみんなで隠れんぼしようよ！ね、ゼロ？」

「そうだな………じゃあこれなんてどうだ？

一番最初に見つかったやつが全員分のアイスを奢る」

「それいいな！」

「班長、言っとくけど班長も一番最初に見つかるヤツ候補に入ってるからな？」

「なんでだよ」

「そりゃ班長、ガタイが良くて高身長。身を隠せる場所なんてねーんじゃねぇの？？」

「…………確かに」

薄暗い店内に温かな空気が漂い、いい歳した男たちの笑い声が溢れ返る

「っし、そうと決まればちゃっちゃと見つけるぞ」

「そうだな、5人じゃ足りねーからな」

「ああ、Aがいなきゃな」

「うんうん、なんか警察学校時代思い出すね」

「よくこの6人で罰則も受けてたしなぁ…」

「おうよ、だって俺らは

6人で１つなんだからよ」

…………そうだろ？

A____________。