私を振って下さい。 (ページ5)

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あるかもしれないし、ないかもしれないページ5

また違う久しぶりの休みに
ユノの家にチャンミンも来ると言うから

３人でまったりNetflixで映画でも見ようかって

tvの前の大きなソファに３人並んで座り
それぞれ好きな飲み物を飲み
好きなものをつまみ

心地よい空間

映画が進むにつれて
主人公の女性を囲む2人の男性
複雑な関係性になって行く

c「男女の友情ってあると思いますか？」

「ある…んじゃない？かな？」

あって欲しい
そう思ったし

y「男女関係なく友情はあるよ」

「チャンミンはどう思う？？」

c「ない」

流石の即答に二度見する私と
唇を尖らせるユノ

c「ハッキリ言って無いですね。お互いに彼氏彼女がいる人同士ならあるかもしれないけど」

y「そうかな？」

そうか…
だって実際
私は意識し始めている

だけど一歩通行だと思っているから

何も言えないし
言うつもりも…ない

心が読めるチャンミンは
私の顔色を伺った様に

c「だから色々難しいんですよ」

と言った

c「もう一本飲みますか？」
「あ、うん」

冷蔵庫まで取りに行くとそこで待っていたチャンミンが

c「ユノを休みに日に連れ出してくれてありがとうございます」

「え？別に連れ出すって言うか。私が行きたいところについて来てもらってるって言うか」

c「ユノの傷が治って来たのが分かります」

「傷？？」

c「あ、まだ聞いてなかったのか… 今度本人に聞いてみてください」

そう言って冷たい缶を２本くれた

c「一本はユノに」