私を振って下さい。 (ページ20)

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満たされた想い溢れページ20

c「じゃぁそろそろ帰りますけど」

チャンミンがざっくりテーブルの上を綺麗にしながら言う

c「Aさん家まで送ってこうか？」

でもユノこれ一人で片付けるの大変かも…

y「あ、良いよ。俺が送ってくから」

チャンミンが無言で私をみて、
目力で「じゃぁよろしく」と言って
帰って行った

ユノと一緒に後片付けをしながら
私のためにと料理をしてくれたり
チャンミンと二人でプレゼントまで用意してくれてた事が嬉しくて
さっきまでの事を思い出している

y「何さっきからニヤニヤしてるの？」

「今日はありがとう。こんなにしてもらったの初めてかも、私」

y「え？そうなの？」

ユノは不思議そうに私の顔を見るけど
元カレとだって
こんなに満たされた事なかったな
なんか可哀想じゃない？私

でも、今は…

「とにかく、本当にありがとう。すっごく嬉しかった」

こんなふうに、友達の誕生日でさえ
全力で向き合ってくれるところも、好き