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欲しい答えはそうじゃないけど ページ13
ユノは忙しいし
色んな仕事をするから
あの日の事なんて
もう忘れちゃってると良いな…
でも私は
日が経つにつれて
あの日の記憶が濃く刻まれていく様で
どんどん沼にハマる様な感覚
もし私が告白したら
一体ユノはどんな反応するかな？
ユノは優しいからきっと、
ありがとう。
って言う
でも私が欲しい答えはそうじゃなくて
ユノと一緒に時を過ごしていると
どれだけすごい才能を持つ人で
どれだけのファンがいる人で
私なんかが到底近づけない様な人って事を忘れてしまう
だから
こんな風にいられるだけで
満足しなくちゃいけないんだよね
そんな事を考えてるうちに
何も無かったかの様に電話してくるユノ
「あ…元気？久しぶりだね」
y「うん、最近忙しかったんだけど、やっとひと段落したから」
こうして友達として大切にされる事に
それで十分じゃんって
でも私はやっぱり
それ以上を望んでしまう
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年7月9日 22時
