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体温から募る想い ページ11
ユノのおでこをそっと撫でる私
この暖かいユノの体温を
このままずっと感じていたいけど
私はそれを許される立場ではないし
そう思うと
指先から伝わるこの体温だけで泣けてくる
私、もうこんなに
この人のことが好きなんだ…
おでこから頬に手のひらを滑らせると
ユノがパチっと目を開けたから
私はビックリして手を離す
その手を掴んで引き寄せるユノ
瞬きも
息することも忘れる私を
真っ直ぐに見るユノ
どんどん困り顔になる私を見て
y「ごめん…」
と言って
キスをした
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作者名：yunomi | 作成日時：2023年7月9日 22時
