【原神】人は見かけによらず

ある意味逆夢 ページ32

往生堂でお茶を飲んで胡桃と鍾離さん、そして今日は魈も一緒にのんびりしていた


そして私はあることを思い出した




『そういえば今日すっごい夢見たの』


胡｢へぇーどんな夢？｣


『魈と結婚する夢』


魈｢んぐっ…ゴホッゴホッ！！｣




おお吹き散らかさないように堪えたゆえに器官に入っちゃったか…


えらいぞ！魈！




タル｢例え夢でもそれは聞き捨てならないね！！｣


鍾｢Aは結婚してしまったのか…｣


『夢っていってんでしょーが、あとタルタリヤさんどっから湧いてきたんですか』


胡｢確かにそれだけで充分すごい夢だね…ちなみにどんな感じだったの？式とかした？｣



『それがね、もっとおかしいのよ』


胡｢もっと…？｣


『うん、反対だったんだよ』


魈｢反対…？｣


『そう、全てが反対だったんだよ…』


タル｢というと…？｣




みんなゴクリと唾を飲み込んで視線を向けてくる


そして私は意を決して話すことにした




『私が花婿で、魈が花嫁だったんだよ…』



魈｢……は？｣


『本当に全てが反対だった…服装だって魈がドレス着てたしケーキだって魈からあーんしてきたし
誓いのキスだって私からで魈の方が謎に身長低かったし…』


胡｢ストップストップ！えっと…てことは夢の中で旦那と妻が男女入れ替わってたってこと…？｣


『おん』


胡｢そういやA旦那は人妻みたいな人がいいって言ってたからそれの影響で夢見て
よく関わってるこの人が出てきたんじゃないの？｣


『その可能性は高いわ、まあ悪くなかったけどね』


タル｢ダメだからねAちゃん？俺以外と結婚したらAちゃんを〇して俺も〇ぬから！！｣


『わかりやすすぎるヤンデレで草元素』




私の肩をガッシリ掴んで目をガン開いて言ってきた

そもそも貴方とも結婚する気もないのですが




魈｢……｣


『仙人めちゃくちゃ照れてるんですけど』


胡｢そりゃ照れもするでしょ、真横で自分と結婚した夢見たなんて言われたら｣


『そっか〜あ、夢で見て1回試したくなったことがあるんだけどさ』


魈｢なんだ…？｣




私は首を傾げる魈の方に向いて両手を広げる


顔がいい人が首傾げるとあざとさ半端ないよね




『魈のことお姫様抱っこさせて』


魈｢断る｣


『即答！！』



タル｢お姫様抱っこさせてはあげられないけど俺がいくらでも抱っこしてあげる♡｣


『今タルタリヤさんの気分じゃないんでいいです』


タル｢気分で断られた！！｣

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