ただお前らと青い春が過ごしたい！！！【呪術廻戦】

過去の恋に囚われない女なのです！！ ページ29

まさかしょーこの方から恋バナをふっかけてくるとは意外だったが珍しく私に興味を示してくれている！！

それを蔑ろになんてするわけがない！！







『私の好きだった人はね、初恋であり初めてできた恋人でもあったんだ〜！性格は…んーまとめると
ちょー懐の深い優男、かなぁ…でも一回ピキったら結構ねちっこくて怒り治めるの大変だったけど…』


硝｢へぇ、Aは怒られたことあんの？｣


『そういや私にはほとんど怒ってきたことなかったな…私に何か危害とか嫌がらせとかしてきた連中いたら
速攻ボコってたのをひたすら止めてただけだし…』








マジで謎に喧嘩強かったんだよなぁ…怒らしたらダメなタイプって世の中いるよね

止めるのは至難の業だった…








硝｢…想像以上に喧嘩っぱやいな｣


『あはは…でも本当にすごくいい人だったの！愛情表現もちゃんとしてくれてさ！



……でも、その人事故で死んじゃって…いや、普通の人から見たら事故って感じか…』


硝｢もしかして…｣


『うん、呪霊に目つけられて誰にも押されてないのに体が勝手に前に出たみたいで…
そのままトラックに轢かれて……それで私、すっごく後悔して自分のことがめちゃくちゃ嫌いになった』


硝｢……どうして｣







『昔から私は見える側の人間で、でもすぐにそれは普通と違うってことに気付いたから
ずっと隠して生きてきた…だからその時、私全部見えてたのにさ…何も出来なかった…何か出来ることが
あったんじゃないかって後悔し続けて…


それでその事故周りに人が多くいたせいか意外と騒ぎ大きくてさ、そこで夜蛾先生と出会って
高専の存在を知って、そこに行けばあの時何も出来なかった自分を変えれると思って来たの！』




硝｢そっか…｣


『うん！だから今しょーことこうやってお話できるのもあの人のおかげ！ある意味感謝だね！』


硝｢そうだね、…ありがとう…辛いのに話してくれて｣


『ぜーんぜんいいって！私もなんかスッキリしたし！それにスッキリしたら眠くなってき………
スピシー…スピシー…』


硝｢マジかこいつ｣






胸の内を明かすのって、時に悪く時に良いよね！

そういえば、なんでしょーこ私に突然恋バナなんてしてきたんだろ…？ま、いっか！












硝｢まだ引きづってたら希望激薄だったけどこの感じだと割り切ってるな…さて、あの二人はどうでるかな…
……まぁ、私には関係ないけど…｣

同級生に寝起きドッキリ仕掛けてみた→←友達とお泊まりと言えばやっぱ恋バナっしょ

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